いわん太さん、施工管理からディベロッパーに転職なんてできるんでしょうか。
今回、転職経験者のよこてんさんに、ディベロッパー転職について、インタビューしてみたよ。
めちゃくちゃ気になります!
施工管理からディベロッパー転職を成功させた、よこてんさんにインタビュー!
今回インタビューさせていただく『よこてんさん』は、現場の職人から施工管理(現場所長まで)を経験後、ディベロッパーへとステップアップされたキャリアをお持ちです。
月に100時間以上あった施工管理働き方に疑問を持ち、子育ての時間を作るため転職活動を開始。
『建設・設備求人データベース』や『JACリクルートメント』など、ディベロッパー転職に強い転職エージェントを上手く活用し、見事ディベロッパーへのキャリアアップを成功されています。
今回インタビューさせていただき、ディベロッパー転職について深堀していきたいと思います!
よこてんさんのプロフィール
それではよこてんさん、宜しくお願いします!まずは自己紹介よろしいですか?
宜しくお願いします!経歴は、こんな感じです。
地域 | 東京 |
年齢・性別 | 29歳・男性 ※転職当時 |
学歴 | 大学卒 |
職種 | 現場職人→施工管理(建築) |
実務経験 | 現場職人を2年経験。その後中小ゼネコンで建築施工管理を6年。 新築マンション工事(3億程度)の現場所長まで経験。 |
資格 | 一級建築士、一級建築施工管理技士、宅建士 |
ディベロッパーの仕事内容や転職してわかったこと
まずは、今現在働いているディベロッパーのことを聞かせて下さい。
了解です!
ディベロッパーの仕事内容について
ディベロッパーって、どんな業界・職種で、どんな仕事内容ですか?
ディベロッパーにも色々な職種がありますが、私は『品質管理』という職種で働いています。
品質管理職の仕事内容
自社開発物件の施工品質確認、品質記録の確認、および自社基準に則った設計・施工の確認業務、施工計画のチェックおよび協議。
【①設計業務】
設計者と毎週打ち合わせ。打ち合わせの内容は、基本計画・基本設計で自社の事業収支に合うボリュームとプラン調整や商品コンセプトに合わせた意匠設計など。社内の営業部門などと意見調整と決済を取って設計を完了させる。
基本的に検討や提案はすべて設計者で行い、発注者としては提案された内容が自社基準に合っているか、希望する商品となっているかを確認して、要望を出すのが仕事。
このほか、法令チェックも行う。実施設計時は提出された図面のディテールが自社標準と合っているか、納まりが品質上問題ないかなどのチェックを行い、修正フローを経て図面の社内承認手続きを取りまとめる。
【②品質管理業務】
着工前に施工者と打ち合わせ。内容は、施工計画や工程、社内の行事や注意すべきディテール・品質管理ポイントなどについて協議を行う。
着工後は現場巡回を行って、記録を残す。
また、施工者・監理者の検査記録が適正に残されているかを定期的に確認する。
このほか、施工中の図面変更や納まりの相談、色決めやVE・CDなどの協議に応じる。 検査の取りまとめや、竣工書類等のチェックと受領までを行う。
施工管理の知識や経験が生かせそうな仕事内容ですね。
ディベロッパーの1日のスケジュール
ざっくり1日のスケジュールを教えて下さい。
だいたいこんな感じです。施工管理のように定時を過ぎてから遅くまで残業することはありません。
1日のスケジュール
9:00〜現場状況確認
10:00〜書類チェック
11:00〜図面確認、昼食
13:00移動
14:00現場巡回
16:00協議
17:00帰宅
中途採用組でディベロッパーで働いてみた感想
実際働いてみてどうですか?
想像以上にホワイトでびっくりしています。
ちなみに、働く部署には転職者は多いですか?
多いです。ほとんどが転職者です。
ディベロッパーに転職するための資格やスキル
ディベロッパーに必要な資格やスキルはありますか?
建設に関わった経験、建築・電気・機械どれでも施工や設計の経験があればできる
ディベロッパーの年収や残業時間について
ぶっちゃけ年収は上がりましたか?
上がりました。詳しくは僕の運営しているブログで公開しています。
ちなみに残業時間はどのくらい変わりましたか?
施工管理時代は、月100時間以上残業していましたが、今は20〜30時間程度に減りました。
もちろん、サービス残業や休日出勤はありません。
よこてんさんが運営しているビルキャリはこちらから!
ディベロッパーで働くメリット
ずばり、ディベロッパーで働くメリットを教えて下さい!
業務量・業務時間は減り、休日も増え、自分の時間や家族の時間が格段に増えました。自己投資の時間も作れる上に、年収は上がってメリットだらけです。
また、建設・不動産事業の上流での仕事でキャリアアップにもなるので、かなりおすすめです!
上流の立場だと、ライフワークバランスよく働けるんですね!
ディベロッパーに転職する前に感じていたこと
転職をされる前に考えていたことについて、お伺いしたいと思います。
施工管理からディベロッパーへの転職理由は?
前職ではどんな悩みがあり、なぜ転職しようと思いましたか?
子育ての時間を確保したかったからです。 基本的に施工管理時代は休日含めて仕事以外の時間はほぼなかったので、働き方には常に疑問を持っていました。
転職活動時の不安や準備したこと
転職活動を始めるにあたって、不安や心配だったことを教えて下さい。
応募先の残業時間や休日日数などが本当なのか信じられず不安でした。
何か転職活動前に準備したことはありますか?
特になかったです。 とにかく情報を多方面から集めたかったので、転職エージェントも大量に登録し、口コミサイトも読み漁りました。
ディベロッパー転職で利用した転職エージェント
それでは実際に利用した転職エージェントや評価について、ぶっちゃけていだたきます。
建設・設備求人データベース
よこてんさんの評価
施工管理の働き方をよく理解してくれていたところがよかった。100時間以上の残業が当たり前で、転職活動に時間をかけられないし、ホワイトな情報を信じれないところも良く共感をしてくれた。しつこいくらいにしていた質問や要望にもしっかり応えてくれたので、信頼できた。
建設・設備求人データベースの詳しい評判や口コミは、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
JACリクルートメント
よこてんさんの評価
担当者の対応は非常に洗練されていたところです。こちらが希望しない求人紹介はしてきません。求人の量が少ない代わりに質は良かったです。
JACリクルートメントの詳しい評判や口コミは、こちらの記事を参考にしてみて下さい。
リクルートエージェント
よこてんさんの評価
正直良いところはなかったです。 担当者が建設業界の中身を知らな過ぎて、まったく話になりませんでした。管理と監理の違いもわからずに求人紹介をしてきました。 施工は希望しない、残業時間も長くない企業を希望。としていたのに、求人票に残業40時間以内と記載してあるからと、ゼネコン施工管理の求人をいくつも紹介してくるなど、業界の実態を知らない担当だったので、まったく信頼できませんでした。
転職活動中
それではいよいよ転職活動中のことについて、深堀りできればと思います。
企業を選ぶ基準
転職先は、何を基準に企業を選びましたか?
以下の4点を基準にし、全て条件を満たす業種が不動産デベロッパーでした
・施工管理ではないこと
・残業が少ないこと
・休みが取れること
・キャリアダウンしないこと
最終的に今の会社を選んだ理由を教えて下さい。
ホワイトな環境なのか面接でもしつこく聞いて、ホワイトに働けると信用できたからです。大手の不動産デベロッパーであり、雇用契約条件が良かったことことも決め手になりました。
就活でも人気のディベロッパーは、やはり待遇もいいですね!
転職期間や応募数について
どのくらいの期間転職活動していましたか?
6か月程度 (有給消化1.5か月含む)です。
何社くらい応募して、何社くらい選考に進みましたか?
5社くらい応募して、すべて選考に進み、3社から内定をもらいました。 エージェントを通して推薦してもらっていたので、書類で落ちることはありませんでした。
普通はもっと多いイメージなので、ディベロッパーに絞っているから質の高い応募ができている印象です。
転職活動の時間はどうやって確保しましたか?
昼休みにとにかく電話。後、書類作成などはエージェントに依頼しました。質疑応答例などの面接対策資料もエージェントに作成してもらいました。
面接の時間も夜遅くにしてもらうようにエージェントから応募先に交渉してもらいました。
施工管理は忙しいから、上手く転職エージェントを使うのがコツですね。
職務経歴書や面接対策について
職務経歴書や応募書類で注意したことがあれば教えて下さい。
職務経歴書は面接で話したいこと・アピールしたいことを書きました。
アピールしたいことは、面接時に質問が来るようにわざと具体的にせず、「○○って具体的に何をしたの?」と聞かれたときにアピールネタを話せるように書きました。
なるほど、職務経歴書であえて書きすぎないのも有効なんですね!
面接にあたり事前に準備していたことがあれば教えて下さい。
エージェントに過去の転職者が面接で聞かれたことをまとめた資料(質疑応答例)を作成してもらった。これは絶対依頼すべきです。
待っていても出してきてくれないので、絶対依頼したほうがいいですね!
退職時
次に退職時のことを聞かせて下さい。
上司とのやり取りについて
退職を会社や上司に伝えたとき、何かネガティブな発言はありました?
ネガティブ発言は特にありませんでしたが、嫌がらせはありました。
仕事を完全に終わらせて、引継ぎも終えていたにも関わらず、最終出社日以降も課長から仕事の電話が鳴り続き、人事からも電話がなるなど。 あとは引き止めも非常に多かったです。 課長や部長、本部長がわざわざ現場事務所まで来てくださいました。
退職金や有給休暇はもらえましたか?
退職金は雀の涙でした。有給は死守しました。
転職活動を振り返って
最後に、ディベロッパーに転職できたことを改めて振り返っていただきます。。
ディベロッパーに転職してよかったこと
転職したことで、転職前に抱えていた悩みは解決しましたか?また嬉しい誤算などもあれば教えて下さい。
解決しました。ホワイトすぎてキャリアが心配になるくらい。施工管理の働き方からのふり幅が大きすぎて、ふわふわしていました。
転職活動を通して、活動前に不安に思っていたことは解消されましたか?
解消されました。世の中にはホワイトな働き方ができる仕事もあるんだとわかりました。
ディベロッパーに転職できた成功要因
転職活動を振り返って、転職に成功した要因があれば教えて下さい。
転職エージェントを使い倒すことと、がっちり協力してもらうことです。
自分だけでは仕事が忙しすぎて転職活動の時間は取れませんから、自分の代わりに良い求人を探してくれたり、書類を作成してくれたり、スケジュール調整してくれるのは本当にありがたかったです。
これからディベロッパーに転職する方へアドバイス
これから転職を考えている建設業の方へアドバイスをお願いします。
以下のことを伝えたいです。
施工管理から転職できるホワイトな仕事はあります。転職するとわかりますが、本当に生活や人生が変わります。転職先の選び方さえ間違えなければ大丈夫です。求人票は鵜呑みにしちゃダメ。企業の選び方や転職のコツなどは施工管理経験者のブログなどで情報収集してみてください。
よこてんさん、今回は貴重な体験談聞かせていただいてありがとうございました!
体験談のまとめ
それでは、まとめです。
よこてんさんは、職人→施工管理→ディベロッパーと、作業者から受注者、そして発注者にキャリアチェンジに成功されました。
本当にうらやましいです。
ディベロッパーに転職できた成功の要因は、以下の2点に尽きると思います。
転職成功の要因
・転職の目的が明確になっていたこと
・複数の転職エージェントに登録し、自分にあったサービスを使い倒したこと
『子育て』という人生において非常に貴重な時間を家族と過ごすという明確な転職の目的があったため、転職先への条件が明確でした。
職種が明確になったことで、転職エージェントの求人も絞り込みができ、しっかり面接対策なども行い、見事転職に成功されています。
転職活動する時間を確保することすら大変な施工管理で、複数の転職エージェントに登録しておき、ダメなエージェントは切り捨て、自分に最適なパートナーを見つけたのも大きかったと思います。
本当に参考になりました。
ディベロッパーに転職したい方には、非常に参考になる体験談でしたね。では、また。
本記事で紹介されたおすすめの転職エージェント
公式サイト:https://plant.ten-navi.com/
幅広い求人を確認したい方
東証プライム企業が2011年より運営。建築・土木・設備・プラントなど幅広い業種の豊富な求人数が魅力。
建設業以外の求人はない
「この人なら安心」という気持ちにさせて頂きました。
建設設備メーカーの新築工事の施工管理業務 → 建物総合管理会社の施工管理業務
アドバイザーが建設・不動産業界に精通
アドバイザーの方は、建設・不動産業界について精通されており、数々の有益なアドバイスを頂き、私を導いて頂きました。コミュニケーション能力も非常に高く、「この人なら安心」という気持ちにさせて頂きました。本当に感謝しております。ありがとうございました。
参照:公式サイト
安心して転職活動ができました。
建設総合管理会社の設備管理業務→データセンター運営会社のファシリティマネジメント業務
アドバイザーの知識が豊富
建設や設備系に特化されていたので、求人の内容も良く、アドバイザーの知識も豊富でした。
対応の早さや、選考時のアドバイスも的確でしたので、安心して転職活動ができました。実際に働くのはこれからですが、現状自分にとってベストな選択ができたと思っているので満足しています。
参照:公式サイト
建設・設備求人データベースは、東証プライム1部上場の㈱クイックが運営する建設業に特化した転職サイトです。
2011年からサービスを運営しており、建築・土木・設備・プラントなど幅広い求人を紹介してもらえます。
建設業に精通したアドバイザーとの無料相談に申し込めば、非公開求人を紹介してもらえるので、建設業で経験のある方なら優良求人に出会える確率が高まります。
また、待遇・福利厚生の詳細、求人企業の業界内での立ち位置や強み・弱み、経営状況、社風や配属部署の雰囲気など、他では手に入らない具体的な情報があるので、応募前に企業や雇用条件をしっかり確認できるので安心です。
まずは、どんな求人を紹介してもらえるか、アドバイザーに相談してみましょう。
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1分で登録完了
公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
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