施工管理から転職を考えてますが、おすすめはありますか?
発注者になるのがおすすめです!
- 施工管理から異業種に転職するなら、どんな業種がおすすめか知りたい
- 次の転職先は、ワークライフバランスをよくしたい
- とはいえ、年収も下げたくないし、施工管理の経験も生かせる仕事がいい
施工管理から転職を考えているけど、施工管理の経験を活かしつつ、ライフワークバランスもよく、年収もそこそこよい業種なんて、ないと思っていませんか?
僕は、施工管理から金融業界のファシリティマネージャーという発注者側に転職し、全て実現できています。
そんな施工管理から発注者に転職した経験を元に、おすすめの転職先や発注者に異業種転職できるコツについて解説します。
結論、発注者側への転職は、施工管理の働き方に悩んでいる方には、自信を持っておすすめできます。
建設業で働く方なら、知っておいて絶対損はない情報だと思いますので、ぜひご一読下さい!
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施工管理からの転職先おすすめ5選
それでは、おすすめの転職先を5つ紹介します。
お願いします!
ファシリティマネジャー|20代後半~30代の方におすすめ
仕事内容 | ・ファシリティ戦略、計画の立案 ・プロジェクト管理、運営維持 |
平均年収 | 503万円(320~960万円) ※参照:転職会議 |
おすすめの理由 | ・発注者の立場で働ける ・ライフワークバランスがよい ・施工管理の経験が強みになる |
おすすめの方 | 20代後半~30代の施工管理、設計 |
ファシリティマネージャーとは、ファシリティを最適化し、経営に貢献する仕事です。
経営資源は、①ヒト、②モノ、③カネ、④情報の4つに分類されますが、そのうち②モノ(ファシリティ)を有効かつ効率的に活用し、最大の効用をもたらし経営に貢献するための管理手法のことをファシリティマネジメントといいます。
ファシリティマネージャーの仕事は、ファシリティに関する戦略や計画を立案したり、オフィスのレイアウト変更や移転などプロジェクトの管理・ビルの運営維持が主な業務です。
実際、僕が働いている業種で、本当におすすめできます。詳しい理由は、コチラで解説しています。
実際に、ファシリティマネージャーへ転職した体験談もあるので、参考にしてみて下さい。
ファシリティマネジメントについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。
プロパティマネジャー|20代の方におすすめ
仕事内容 | ・不動産管理、運営維持 ・アセットマネージャーへの報告書作成 |
平均年収 | 447万円(240~900万円) ※参照:転職会議 |
おすすめの理由 | ・発注者の立場で働ける ・大手企業の建物を管理できる ・比較的転職しやすい |
おすすめの方 | 20代の施工管理、設計 |
ファシリティマネジメントと似た職種で、プロパティマネジメントという職種も非常にオススメです。
プロパティマネージャーは、不動産の価値を最大化するために、ビルの運営業務を行う仕事です。
ディベロッパーや建物を所有する企業の子会社で、ビルマネジメント会社と名のつく会社をイメージするとわかりやすいかもしれません。
プロパティマネジメント職がオススメの理由は、以下の通りです。
プロパティマネジメント職がオススメの理由
- 発注者として働ける
- 大企業の子会社であることが多い
- 現場経験があれば、比較的転職しやすい
いわゆる「不動産管理」の領域にあたるプロパティマネジメントは、建物管理業務として、改修工事やテナントの入退去に関わる工事の発注者として働くことができます。
不動産の領域のため、新築工事などの発注者になることは稀ですが、ディベロッパーなど土地建物所有企業の子会社であることが多く、働く環境も安定しています。
もちろん会社にもよりますが、必須資格なども少なく、20代若手の方でも転職しやすい職種です。
20代の若手が、異業種にチャレンジしたい。発注者として働きたいと考えた時、プロパティマネジメント職はおすすめです。
(参考)大手プロパティマネジメント会社
- 三菱地所プロパティマネジメント株式会社
- ヒューリックビルマネジメント株式会社
- 東京不動産管理株式会社
- 株式会社東急コミュニティー
- JR東日本ビルテック株式会社
ディベロッパー|1級建築士持ちの方におすすめ
仕事内容 | ・土地の取得、建築。販売、建物管理 ・新築物件の品質管理、建物管理業務、CM業務(発注者側) |
平均年収 | 511万円(200~1300万円) ※参照:転職会議 |
おすすめの理由 | ・発注者の立場で働ける。 ・大企業が多く、年収や福利厚生がよい ・ビジネスモデルが安定している |
おすすめの方 | 1級建築士をお持ちの方 |
不動産業界の上位職であるディベロッパーは、1級建築士持ちの方におすすめです。
ディベロッパーとは、土地・建物の企画や開発事業を行う仕事です。
つまり地主さんです。開発の中には、街全体に関わる再開発や商業施設、マンションなど幅広く事業を展開しており、有名企業も多いです。
オススメの理由は、以下の通りです。
ディベロッパーがオススメの理由
- 発注者として仕事ができる
- 大企業が多く、年収UPや福利厚生、ライフワークバランス向上が期待できる。
- ビジネスモデルが安定している。
新卒でも人気があり、不動産業界の花形ともいえる職種です。施工管理職からの転職であれば、品質管理など施工現場に関わる部署に配属されることが多いです。
大手企業が多く、年収はかなり期待できますし、福利厚生なども充実しています。
最近、施工者側の不祥事を発注者側が指摘した事例もあるように、発注者側も現場をわかっている人が必要不可欠な職種となります。
1級建築士の方が、大企業で発注者として働きたいなら、ディベロッパーはおすすめの転職先です。
(参考)大手ディベロッパー
- 三井不動産
- 三菱地所
- 住友不動産
- 東急不動産ホールディングス
- 野村不動産ホールディングス
- 森ビル
施工管理からディベロッパーへ転職された方に、インタビューもしているので参考にしてみて下さい。
建設コンサルタント|土木施工管理の方におすすめ
仕事内容 | ・発注者(国)の支援業務 |
平均年収 | 485万円(150~1400万円) ※参照:転職会議 |
おすすめの理由 | ・発注者の立場で働ける。 ・ライフワークバランスが抜群 |
おすすめの方 | 土木施工管理技士をお持ちの方 |
土木施工管理におすすめの転職先は、発注者支援業務です。
発注者支援業務とは、道路などの公共事業の発注者である国(国交省など)の業務の一部を民間の建設コンサルタント会社が請け負い、積算や施工管理、検査業務をする業務です。
おすすめの理由は、限りなく発注者の立場で仕事ができるからです。
発注者支援業務おすすめの理由
- 限りなく発注者の立場で仕事ができる
- ライフワークバランスは抜群
発注者で仕事ができるということは、自分で業務をコントロールしやすい立場になるので、ライフワークバランスがよいという特徴があります。
一般企業の正社員という立場でありながら、みなし公務員扱いとなる場合もあり、民間職でありながら公務員のように安定して働けるのが魅力的な仕事です。
土木施工管理の方で、ライフワークバランスを重視したい方には、おすすめの転職先です。
技術公務員|地方で働きたい方におすすめ
仕事内容 | 国が所有するファシリティ管理 |
平均年収 | 地域による |
おすすめの理由 | ・発注者の立場で働ける。 ・ライフワークバランスが抜群 |
おすすめの方 | 地元で働きたい20代の方 |
安定の国家公務員は、地方だと今でも絶大な人気の職種です。地元で働きたいといった方にはおすすめです。
仕事内容は、都道府県・市町村によって業務内容が異なるようです。自分の希望する地域の応募内容をよく把握しておきましょう。
オススメの理由は以下の通りです。
公務員オススメの理由
- ライフワークバランス最強
- 転勤がない
- 学校や役所など国所有の公共施設物件を管理することができる
僕の前職では、地元に帰るため、公務員に転職する人はかなりいました。
ライフワークバランスと安定感を重視すると公務員に行きつくのはイメージできるかと思います。
しかし、地震やゲリラ豪雨など有事が起きると本当に大変らしく、電話が鳴りやまないくらい忙しいそうです。公務員ならでは事情も考慮する必要があるかもしれません。
また、応募に当たり色々条件があるのも特徴です。しっかり押さえておきましょう。
公務員転職の注意点
- 年齢制限あり
- 公務員試験がある
- 副業できない
- 給与はそこそこ
- 民間への転職が難しい
個人的には副業がまだ解禁になっていないことはかなりのデメリットだと思っています。また、年齢制限もあるので20代なら公務員というキャリアを過ごすのはありだと思います。
施工管理からの転職先なら『ファシリティマネジャー』をすすめる7つ理由
おすすめのファシリティマネージャーって、そんなにいいんですか?
大きく分けて7つのメリットがあります。
ワークライフバランスがよい
ファシリティマネジメントは、施工管理に比べて、確実にワークライフバランスがよくなります。
理由は以下の2つです。
ワークライフバランスがよくなる理由
- 上流側の仕事だから
- 大手企業が多く労働環境が整備されているから
ファシリティマネージャーは、上流側の仕事です。
上流側の仕事のよいところは、プロジェクトの決定権が自社にある点です。社内の調整さえ上手くできれいれば、計画的に仕事ができる訳です。
加えて、ビルを所有している企業は大手企業が多く、労働環境は整備されています。特に残業時間や休暇に関しては、施工管理の環境とは比べ物にもならないです。
僕の場合は休日出勤もほどんどなく、あっても絶対に代休取得しない出勤できない仕組みになっています。
転職したらこんなに世界が違うのかと驚くかもしれません。
ファシリティマネジメント職は、施工管理に比べてワークライフバランスが確実によくなるのでおすすめです。
施工管理の経験が強みになる
ファシリティマネージャーは、今まで培ってきた施工管理の経験を強みにすることができます。
強みになる理由は2つあります。
施工管理経験が強みになる理由
- プロジェクトを遂行するスキルがすでに備わっているから
- 施工管理経験のある人材が周りに少ない
ファシリティマネジメントの仕事内容はその名の通り、ファシリティ(建物etc)をマネジメント(管理・運営)する仕事です。
そのため、施工管理で培ってきた知見が必要だからです。
具体的には以下の3点になります。
ファシリティマネージャーに必要な知見
- 建築、設備の技術的な知見
- 工事内容に関する知見(現場の施工業者の作業内容がある程度わかるレベル)
- 工事工程に関する知見
施工管理を経験している人間なら、専門分野やレベルは違えど基本的な項目ですが、ファシリティマネージャーでも引き続き経験を活かすことができます。
ファシリティマネージャーの求人情報を見ると1級施工管理技士を必須にしているところも多く専門性が求められることがわかります。
また、ファシリティマネジメントを必要としている企業は、本業が別にあるので施工管理の知識を持っている人がそもそもあまりいません。専門職として採用されるケースがほとんどなので、施工管理の経験は強みになります。
僕の場合も、上司は不動産出身で現場のことはよくわかっていない方なので、現場管理や工事に関することは結構任せてもらえたりします。つまり簡単に評価が上がりやすいともいえるかもしれません。
施工管理の経験が強みになる仕事はなかなかないので次の転職先として、ファシリティマネージャーはかなりおすすめです。
給与面も期待できる
実はファシリティマネジメントは、給与面も期待できます。
なぜなら、建物を所有している企業は全国に事業を展開しているような大手が多いからです。
僕の場合も施工管理時代はびっくりするほど残業をしていたので、転職時には給料が下がることは覚悟していましたが、結果としてワークライフバランスもよくなり給与もキープできました。
当然、時間給に換算するというまでもなくアップしました。
実際、口コミサイトで有名な転職会議で調べたところ施工管理の平均よりファシリティマネージャーの平均のほうが高いです。
もちろん企業によって違いますが、大手企業も多く給与水準も結構高いのでおすすめです。
発注者の立場で仕事ができる
ファシリティマネージャーは発注者側の仕事なので、施工管理と全然違う立場になります。
発注者は、いわゆる施主です。
施工管理も施工会社に発注する立場なのでよくわかると思いますが、どんな仕事でも発注者はいろいろな面で有利な立場です。
お金を払っている側と払ってもらって施工する側は、どんなにきれいごとをいってもヒエラルキーの違いは間違いなく存在します。
立場が変われば、全てが変わります。
僕が発注者に転職しようと思った理由でもあるのですが、また多重下請構造の中に転職しても理不尽な要求に終わりはないと考えました。「明日中にこれやっとけ」とか理不尽な要求を受け入れ続けることに限界を感じヒエラルキーの頂点に転職することが、一番ホワイトに働けると思いファシリティマネージャーに転職しました。
その考えは間違いではありませんでした。現在は理不尽な要求はほとんどなく、ホワイトに働けています。
発注者の立場は、施工管理と大きく違う立場なので働きやすくなるのでおすすめです。
異業界で働くことができる
ファシリティマネージャーにしかない大きなメリットとして、異業界で働けることです。
なぜなら、ファシリティマネジメントが必要な会社は異業界に多いからです。
建物やテナントを多く所有している企業であれば、ファシリティマネージャーのポジションは必ず存在します。
例えば僕が務めている金融機関だと支店や本社ビル、その他にもホテル、カフェ、コンビニ、娯楽施設、スポーツ施設など数えればキリがありません。
各業界の建物を所有する企業のファシリティマネージャーになることで異業種転職をすることができるのは大きなメリットです。
入社時のライバルが少ない
ファシリティマネジメント職は、入社する時のライバル(競合)が少ないです。
理由は、知名度があまりないのと施工管理など建築の知見が必要で、そもそもなれる人が少ないからです。
僕も今の会社に入るまで、ファシリティマネジメントという言葉を知らないくらい知名度がない職業です。
IT企業やメーカーなどの人気の業種だとライバルも多く、自分の能力や実績が多少劣っていたらなかなかライバルには勝てませんが、そもそもライバルが少なく知られていないしなら穴場ですよね。
施工管理経験があるなら十分資格があるのでおすすめです。
将来性のある職種
ファシリティマネージャーには、将来性があります。
なぜなら、世界的にファシリティを管理するニーズが増えてきており、市場規模が拡大しているからです。
企業のニーズ事例
- 働き方改革のため、本社のワークプレイスを変えたい
- ファシリティコストが経営を圧迫しているので、適正化したい
- これから事業を伸ばしていきたいので、新しいオフィスを構えたい
- SDGsに対応するため、自社ファシリティのエネルギー消費を取りまとめたい
- 災害に備えて、BCP計画を策定したい
ファシリティ(ビル)を多く所有している企業は、自社社員でファシリティを管理することが多いのですが、専門性の高い人材がいないため、
そのため、ファシリティマネジメント専門で行う部署を設立し、経営的課題にファシリティの面から対応できるようにしています。
ファシリティマネジメントのニーズは高まりつつありますので、転職するなるなら今がチャンスです。
実際の求人を知りたい方は、ハイクラス転職エージェントに無料登録して、情報収集をしてみましょう。
【体験談】施工管理から異業種転職を決断した理由
いわん太さんが、異業種転職を決断した理由ってなんですか?
主に2つの理由からです。
施工管理の働き方に限界を感じた
僕が施工管理から異業種に転職しようと思った一番の理由は、施工管理の働き方に限界を感じたからです。
やっぱりそうですよね。
施工管理で働く方なら、誰しも共感してくれると思います。
残業時間も100時間になることもザラで、独り身だったころは何とかなっていましたが、結婚をするタイミングで、心境の変化がありました。
子供ができたことを考えると、平日は遅くまで働き、土曜も仕事。日曜は疲れ切って寝てしまい、育児に参加できない自分を想像すると、さすがに限界だなと感じました。
僕のものに『ライフワークバランス』をよくしたいので、ファシリティマネージャーについて詳しく教えてほしい。といった相談をよく受けるので、みんな同じ悩みを抱えているのは間違いないです。
下請け仕事が嫌になったから
僕はサブコンの施工管理だったので、ゼネコンの下請けで仕事をするつらさを身に染みて感じました。
- 今日中にやっといて。(今、18時なんですけど…)
- 建築の工程が遅れるから、後は頼んだ。(お尻は工程はかわらない)
- 設備屋!ビール券よこさないと、ボード貼っちまうぞ!(なんで仕事してるのに金払うの…)
上記のようなことは、日常茶飯事で、下請けは、発注者や元請けのさじ加減ひとつで、仕事の進め方も何もかも変わってしまうことにすごく疑問を感じていました。
なので、元請けより上の発注者になれれば、惨めな思いもせずに済むと考えました。
実際、発注者になって、その考えは間違いではなかったことを実感しています。
元請けに横柄な態度をとれれることもないですし、自分でコントロールしながら仕事ができるので、ライフワークバランスは各段によくなりました。
人は立場が変われば、何もかも変わります。
もし、僕と同じように思っている人がいるなら、発注者へ転職、すごくおすすめできます。
【体験談】施工管理から異業種転職をしてみて感じたこと
でも、現場管理しかできないので、異業種の仕事が務まるか自信がありません。
実際、異業種転職した僕が感じたことについても触れておきますね。
施工管理から異業種に転職しても活躍できる
施工管理出身は、異業種に転職しても活躍することは十分可能です。
理由は、以下の通りです。
異業種でも活躍できる理由
- 専門性がある
- プロジェクト管理ができる
- マネジメント力がみについている
- 与えられた業務を自走できる
- トラブル対応に強い
- 忍耐力が強い
皆さん、実は施工管理の業務を通じて、上記のようなスキルが身についています。
施工管理は、その名の通り管理(マネジメント)業務です。そのため、世間一般ではなかなか身につかない『マネジメント』に必要なスキルが備わってるので、異業種でも評価されやすいです。
専門性高く、プロジェクト(現場)をまとめ、竣工まで導く能力は、自信をもってよいですよ!
施工管理から異業種に転職しても活躍できます。
施工管理から転職するなら絶対に異業種がよい
個人的には、施工管理から転職するなら絶対に異業種がよいと考えます。
異業種転職がよい理由は、以下の通りです。
異業種転職がよい理由
- 専門領域が広がる
- 市場価値が上がりやすい
- 同じ職種で働き方続けるリスクを回避できる
異業種に転職できれば、施工管理に加え、異業種の専門性が加わるので専門領域が広がります。そのなると、次の転職を考えた時にも評価が高まり、市場価値が上がりやすくなります。
また、施工管理で働き続けるリスクも避けることができます。
もし施工管理で働けなくなった場合、施工管理しかできないと、その後のキャリアが極端に狭くなってしまいますからね。
施工管理から転職するなら絶対に異業種がよいです。
施工管理から異業種転職を成功させる2つのコツ
実際、発注者側に転職するには2つのコツがありますので、詳しく解説します。
転職の軸を決める
異業種転職のコツの一つ目は、転職の軸を決めておくことです。
なぜなら、転職はあくまで手段であって目的でないからです。
最初に転職で何を改善したいのか明確にし、改善される職場を選ばなければ、当たり前ですけど改善されないですよね。
コツは、譲れない条件をいくつか挙げてみて優先順位をつけてみることです。
譲れない条件の具体例
- 今までの経験を生かせる職種
- これから成長できる環境
- 年収が今より高い
- ライフワークバランスがよい
- リモートワークができる
- 勤務地
- 転勤がない
- フレックス制度がある
- 副業ができる
- 福利厚生が充実している
- ネームバリューのある企業がよい
- パーパスに共感できる
- 評価制度がしっかりしている
上記はあくまで例ですが、このように自分が譲れないなと思う条件をリストアップして、優先順位をつけることで『転職の軸』が明確になります。
僕の場合、ワークライフバランスを第一優先で転職活動をしていました。
転職は手段であって、目的でないため、『転職の軸』を作成し、転職で成し遂げたいことを明確化しておきましょう。
自己分析をしっかり行いたい人は、ビズリーチのシゴト観診断がかなりおすすめです。期間限定ですが、無料で利用できるので、興味のある方はコチラの記事を参考にしてみて下さい。
異業種転職に強い転職エージェントを複数利用する
異業種に転職する場合は、異業種に強い転職エージェントを複数登録しておきましょう。
複数利用する理由は、以下の通りです。
転職エージェントを複数利用する理由
- サービスや担当者を比較することができる
- 選択の幅が広がる
複数利用する理由は、サービスや担当者を比較することできることです。転職エージェントで、紹介される求人も違えば、担当者の市場把握やレベルも違います。
求人も各社から紹介してもらえるので、選択の幅が広がります。
おすすめは、『総合型転職エージェント』と『特化型転職エージェント』を1社づつ登録することです。
総合型と特化型の違いは以下の通りです。
・総合型転職エージェント:全国各地の幅広い求人を多数扱っており、異業種転職も可能。
・特化型転職エージェント:業界や年齢に特化したサービス。専門性が高く、担当者の質が高い。
総合型と特化型の比較表
総合型 | 特化型 | |
---|---|---|
求人数 | ||
地域 | ||
職種 | ||
専門性 | ||
対応力 | ||
料金 | 無料 | 無料 |
両者を登録しておくことで、各サービスのいいところどりができるので、非常におすすめです。
今回紹介した職種は、大手企業が多く、非公開求人であることと、そもそも募集枠が少ないため、求人が出れば即座に求人が集まるような人気職です。
まずは転職エージェントに登録しておき、新規求人を見逃さないようにすることで採用される確率を高めることが非常に重要です。
発注者転職には、下記の2社が評判がよいです。転職を考えてる方は、必ず利用しましょう。
まとめ
それではまとめです。
オススメの転職先は次の5つです。
- ファシリティマネージャー
- プロパティマネージャー
- ディベロッパー
- 建設コンサルタント
- 技術公務員
特にファシリティマネージャーは、異業種にも転職できるし、ライフワークバランスもよいおすすめの転職先です。
転職するには、転職の軸を決めておき、異業種に強い転職エージェントを有効活用して、情報収集から始めてみましょう。
とにかく小さな一歩でもよいので、行動すれば道は開けていきます。
この記事が、少しでもみなさんの役に立てればうれしいです。
では、また。
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・発注者の働き方について興味がある。
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