
いわん太さん!
なんとかぬくぬくホワイト企業にキャリアチェンジしたいのですが。

ずいぶんストレートだな…。
でも施工管理の人は誰しも1度は考えることだよね。
・今までの経験を生かしてキャリアチェンジしたい。
・ライフワークバランスを重視した働き方に変えたい。
・失敗したくないし、ホワイトな企業に入りたい。
そんな方のお悩みを解決する記事です。
・失敗しないキャリアチェンジとは
・ライフワークバランスがよい企業とは
・自分にあった転職先を探すポイント
本記事では、自分にあった転職先とについて解説していきたいと思います。

いわん太といいます。
3流大学卒業後、大手サブコンに入社。昼夜問わない仕事環境で20代を駆け抜ける。
その後結婚を期に転職を決意。某金融機関(発注者側)としてキャリアチェンジ。
ホワイトな仕事環境でライフワークバランスを取り戻す。
現在はブログを通じて新たなキャリアを模索中。
この記事を読めば今のキャリアを生かしたホワイトな職場を知ることができます。
とにかく転職方法を知りたい方はこちらの記事を読んで見て下さい。
【結論】 施工管理のキャリアを生かしてホワイト転職を成功させるには

それでは結論です。
・転職するなら「軸ずらし転職」がオススメ
・ライフワークバランスがよい企業は「発注者」。中でもビルを所有する異業種。
順番に解説していきます。
失敗せずキャリアチェンジする方法とは


まず言いたいことは、
キャリアを変えることは誰だって不安になります。

それなんです!
今の慣れ親しんだ仕事から変わると思うと不安です。
キャリアチェンジには不安がつきものです。
それは人間関係や仕事のやり方など一旦リセットされるからです。
転職するのは当たり前の時代!になってきたのですが、それでもリスクは人によって大なり小なりあると思います。
ただ、今の環境に満足していないのであれば環境を変えるべきなのは間違いないです。
まずはリスクを最小限にしてキャリアチェンジを成功させる方法を2つご紹介します。
大きな変化を望まないなら社内転職

まず一番リスクなくできるキャリアチェンジは社内での部署異動です。
実は一番お手軽なのが社内転職です。つまり部署異動です。
・人間関係が良好で、今の会社が好きだけど環境変えたい!
・今プライベートがバタバタしているし、基本的な仕事環境をあまり変えたくない!
といった方には一番おすすめだと思います。
ただ、施工管理職の方は厳しいのが現状ではないかと思います。
理由は以下の通りです。
・施工管理は常に人手不足
・会社の稼ぎ頭の職種であることが多い
自分が経営者であれば、優秀な稼ぎ頭を収益の生まない別の部署に配属なんてことしないでしょう。
まず上司からの引き止めがあるかと思いますが希望を出す価値はあると思います。
もし希望がすんなり通るようであれば、その会社はホワイトである可能性があります。
転職しないのも選択肢に入れていいのではないでしょうか。
業界を少しずらして転職

いわん太がおすすめするのがピポット転職です。
ピポットとは、片足を残しながら移動することで、バスケットの経験ある方であればイメージしやすいかと思います。
つまり、自分の軸を残しながらの転職です。
施工管理の場合、職種にもよりますが「現場を知っている」ことが軸になります。
この軸をピポットするのですが、移動する先はいくつもあります。
・現場を知っている×不動産鑑定
・現場を知っている×建築コンサルタント
・現場を知っている×建築テック
・現場を知っている×建築専門の講師
ここで挙げたもの以外に無数にあると思います。
現場を知っている経験があることが強みになり、かつ新たな経験ができる転職先がおすすめです。
これがピポット転職です。
どんな仕事があるかは、業界図で調べたりして、職種の幅を広げてみるものいいかもしれません。
ホワイトな企業とは


ホワイトな企業は、ずばり発注者(上流側)の企業です。

発注者…つまり施主側になるということですか!
これは完全にいわん太個人の見解ですので賛否両論あるかと思います。
基本的にビジネスの構造上、上流に行けば行くほどホワイト企業が多いです。
理由は以下の通りです。
①決定権があるので、仕事内容をコントロールしやすい
②仕事を下流に振れる
施工管理で働いている方だと納得いただけると思いますが順番に解説します。
決定権があるので、仕事内容をコントロールしやすい

発注者はその建物に関する決定権を持っています。
これは仕事上大きいです。
当たり前のことですが、基本的に施工者は、建物を建てたい施主からお願いされて建物を建てています。
つまり作っている建物は施主のものです。
いつまでに完成してほしいだとか、どういう用途にしたい、レイアウトや仕様など最終的決めるのは施主であり、施工者ではありません。
決定権がある側とない側、どちらに自由度があるか言うまでもありません。
決定権がある方が、仕事はコントロールしやすい=予測を立てながら仕事ができるということです。
逆に考えると下流にいけばいくほど忙しくなるかといえばそうでもありません。
下流は仕事が細分化しきった仕事になっているので業務がはっきりしていることが多いです。
なので中間層が一番大変です。
例えるなら会社の課長が一番忙しいこと同じかもしれませんね。
仕事を下流に振れる

次に発注者は、下流へ仕事を振ることができます。
もちろん契約関係の中でということが前提ですが、誰もが経験したことあるのではないでしょうか。
厳しい工程の中何か追加変更が必要な場合、工程をずらす以外に対応する方法は、「何とかして!」と発注先にお願いするパターンが多いです。
当然限度やお金の問題があるのですが、発注者側はこれができます。
資料の作成も大きいです。
1から作らなくても部分的に作ってもらいそれを利用することも可能です。
施主との定例で、施主側が記事録を作ることもないですし、資料をまとめることも、会議を段取りすることもあまりないでしょう。
これはかなり重要なことで仕事量が少なくなるのは当然です。
これは発注者(施工側からすると顧客)の立場だからこそできる特権なのです。
ホワイトな転職先を探すポイント4選


発注者がよいのはわかりました。
具体的にどうしたらよいのでしょうか?

具体的に次の4点に気を付ければ絶対とは言わないけど
ホワイト転職できる可能性は高まります。
①業界は絞らず最際上流の業種を探す
② 資格はホワイト企業へのパスポート
③ 給料は年収で考えない
④ 求人少ないのでエージェントに頼む
業界は絞らず最際上流の業種を探す

特に重要なのは最上流であるのがポイントです。
最上流とはどこか。
ずばり、「土地を多く保有している企業」です。
理由は簡単で自社所有のビルが多く、維持管理することが必要だからです。
上位の業種は下記の例ですが、他にもさまざまな企業があります。
検索したらすぐ出てくるので調べてもいいかもしれません。
・ディベロッパー
・金融機関
・保険会社
・ホテル
・公共施設
いわゆる地主が強いのは言うまでもありませんよね。
その地主側に行ければ、ライフワークバランスと給与について、ある程度希望通りの条件の職種である可能性があります。
資格はパスポート

以下の資格はまず間違いなく必要だと思います。
大手であればあるほど、応募の段階でふるいにかけられます。
資格は実務経験の証明でもあるので、時間がない中でも必ずチャレンジしましょう。
・20代:一級〇〇施工管理技士
・30、40代:一級建築士
一級〇〇施工管理技士は、各職種です。
これは実務経験の証明と現場代理人になれる資格なので、おそらく必須だと思います。
一級建築士は必要でない企業も多々ありますが、大手だと必須の可能性が高いです。
正直、施工管理をしている間にとるのは至難の技です。なるべく若手の間に取ることをお勧めします。
給料は年収で考えない

給与に関しては年収で考えないほうがよいです。
これは注意しましょう。
今の年収と比べると一見少なくなるのか!と思う方いるかもしれません。
しかしよく考えて下さい。
死ぬほど残業した年収と残業が少ない年収
比較して少し見劣りするくらいなら時給換算すると…
考えるべきはライフワークバランスのよい転職です。
今の給与も大切ですが、そこばかりにフォーカスすると失敗する可能性があります。
転職の際は必ず基本給ベースで考え優先順位をしっかり押さえておきましょう。
求人少ないのでエージェントに頼む

ホワイトな職場は限られています。
基本的にご紹介した内容の職種は人材の流通は少ないです。
定年などでいなくなった人の補充する意味合いでの採用が多いと考察するので幅広く公募されるような案件ではありません。
実際にいわん太のパターンでの採用でした。
なのでエージェントに登録するのは、必須だと思います。
下記の記事を参考にしてみて下さい。
まとめ

それではまとめです。
1.失敗せずキャリアチェンジする方法とは
・大きな変化を望まないなら社内転職
・業界を少しずらして転職
2.ホワイトな企業とは
・ずばり上流(発注者側)の企業
3. ホワイトな転職先を探すポイント4選
①業界は絞らず最際上流の業種を探す
② 資格はホワイト企業へのパスポート
③ 給料は年収で考えない
④ 求人少ないのでエージェントに頼む
読んでくれてありがとうございます。
では、また。
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