いわん太さん!転職って何から始めればいいのかさっぱりわかりません!
転職の基礎知識を押さえておきましょう。
- そもそも転職する方法って何種類あるのか知りたい
- 転職サイトと転職エージェントの違い
- キャリアコーチングって何?
施工管理はきつい仕事で有名ですが、意外と楽と言われることもあります。施工管理でもホワイトに働けるのか気になりますよね。
僕はサブコン施工管理を8年経験し、現在はファシリティマネージャーという職種でホワイトに働いています。
本記事は、そもそも転職ってどんな方法もあるの?というところから、転職する時に必ず利用する転職サイトと転職エージェントの仕組みや違い、メリット・デメリット、注意点について解説します。
記事を読み終えると転職が当たり前の時代に必ず知っておくべき基礎知識を知ることができます。
施工管理の忙しさは、立場や現場の状況によって変わるため自分で忙しさをコントロールすることが難しいです。そのため、なるべく外的要因が少ない環境で働くことが重要です。
サクッと読んで見て下さい!
転職が当たり前の時代に必ず知っておくべき転職方法7つ
そもそも転職ってどんな方法があるんですか?
転職する方法はたくさんあります。
転職といっても色々な方法があります。まずはどんな種類があるのか押さえておきましょう。
①直接企業へオファー
直接企業に連絡する方法です。
企業側が求人していることが条件ですが、直接連絡して自分を売り込むことはできます。
自分に自信がある人、どうしても行きたい企業がある人に有効です。
②リファラル(紹介)採用
自社の社員から友人や知人などを紹介してもらう方法です。
メリットは、自社社員が人となりがわかっているので企業も安心して採用できる点で、スタートアップ系はリファラルでの採用が多いみたいです。
③ハローワークを利用
国が運営しているハローワークも昔からある転職方法の1つです。
どんな人でも誰でも利用できるのが最大のメリットです。
地元企業に強かったり、企業側が無料で掲載できるので求人数も多いですが無料で掲載できる分質の悪いブラック求人も一部混じってしまってるらしいので注意が必要です。
④転職サイトを利用
転職サイトは、企業がサイト内に求人を掲載して求職者で掲載されている企業を選んで応募できるサービスです。
多くの求人を無料で閲覧することができ、自己分析ツールや転職ノウハウの情報も多彩で情報収集としては持ってこいです。
⑤転職エージェントを利用
転職エージェントは、転職支援のプロと面談を行い求職者にあった企業を無料で紹介してもらうサービスです。
非公開求人の紹介があり、転職活動に関する手厚いサポートが無料で利用できるのが最大の特徴です。
テレビCMなどの広告をかなり出しているので聞いたことのあるサービス名も多いのではないでしょうか。
⑥ヘッドハンティングを利用
ヘッドハンティングは、ヘッドハンターが企業にマッチする人材を探して紹介するサービスです。
転職エージェントとの違いは、転職エージェントは転職希望者が対象なのに対して、ヘッドハンティングは全てのビジネスパーソンが対象です。
ビスリーチに代表されるスカウト型の転職サイトに登録することで一般層もヘッドハンティングを受けやすくなっています。
⑦ダイレクトリクルーティングでスカウトを受ける
ダイレクトリクルーティングは、企業が紹介会社を経由せず直接求職者にアプローチする手法です。
昔は転職エージェントやヘッドハンティングでしか優秀な人材に出会えませんでしたが、ビズリーチのようなスカウト型の転職サイトやSNSなどのプラットホームの登場で企業側から個人に直接アプローチできるようになりました。
転職サイト内だと企業からのスカウトがダイレクトリクルーティングに当たります。
転職エージェントと転職サイトの仕組み
なんとなくわかりましたが、転職サイトと転職エージェントのところがまだ理解できてません。
もう少し詳しく解説するね。
次に少し分かりにくい転職サイトと転職エージェントがどんな仕組みになっているのか解説します。
転職サイト(新・旧)の仕組み
転職サイトは企業がサイト内に掲載料を払い求人を掲載し、求職者が掲載されている求人に対し閲覧、応募できる仕組みになっています。
無料で利用でき求職者が自由にアクセスできるのがメリットですが、転職エージェントと比べ非公開案件がなかったり、手厚いサポートが受けれないことがデメリットです。
最近は、大手サイトを中心に従来の転職サイトにスカウト機能をつけダイレクトリクルーティングの要素も追加しているサービスも多くあります。
転職サイトで求職者も企業も多くの接点を持ちアプローチができることが新型のメリットです。
転職サイト(スカウト型)の仕組み
スカウト型の転職サイトは、サイトを通じ企業とヘッドハンターとやり取りができるのが特徴です。
企業やヘッドハンターと簡単にやり取りでき、求職者側で自由に選択することができるのが大きなメリットです。
ただし、ハイクラス向けのサービスではあるので場合によっては登録できなかったり、スカウトがこなかったりする場合もあります。
もし発注者へ転職を目指すならスカウト型への登録をオススメします。
転職エージェントの仕組み
転職エージェントは図のような関係になります。
転職エージェントは求職者と企業側の間の立場となり、企業へ求職者を紹介して報酬を得るビジネスモデルです。
そのため求職者に対して非公開求人を紹介したり、職務経歴書のアドバイスや面接のスケジュール調整、年収交渉など無料で行います。
求職者としては至れり尽くせりですが、とにかく手間をかけずに求職者を短期間で転職させたいという質の悪い担当者もいることも事実です。
また利用期間も決まってるところも多いので、長いスパンで転職を考えたい場合は不向きなので注意が必要です。
短期で転職先を決めたい場合や転職の意思が固まっている人にオススメになります。
転職サイトと転職エージェントの違い
なんとなくわかりましたが、転職サイトと転職エージェントって結局何が違うのですか?
ポイントはアドバイザーの有無と自分のペースで利用できるかどうかです。
転職サイトと転職エージェントの最大の違いは、アドバイザーがつくかつかないかと自分のペースで転職活動ができるかできないかです。
転職サイト
- キャリアアドバイザーなし
- 自分のペースで就職活動できる
転職エージェント
- キャリアアドバイザーあり
- 自分のペースで就職活動できない
転職サイトは、基本自分からアクションを起こさないと何も始まりません。求人を見たり、スカウトが来たりする受け身のサービスです。
転職エージェントのようなアドバイザーはおらず、手厚いサポートが受けられない代わりに自分のペースで利用することができます。
一方、転職エージェントはアドバイザーがつき、面談したり、求人の紹介があったりなどします。
転職を目標に期限を設定してアドバイザーとやり取りをするので手厚いサポートがある一方、自分のペースで利用するのは難しいです。
これらの違いはしっかり把握しておきましょう。
転職サイトと転職エージェントのメリットとデメリット
転職サイトと転職エージェントのメリットとデメリットついてもう少し詳しく教えて下さい。
詳しく解説します。
転職サイトのメリットとデメリット
メリット
- 無料で利用できる
- 自分のペースで求人を探せる
- 自己分析などの補助ツールも充実
デメリット
- 担当者はおらず手厚いサポートはない
- 非公開求人が見れない
- 希望しない求人
転職サイトは、完全無料で受動的なサービスなので自分のペースで転職活動を進めることができるのが大きなメリットです。
その他にスカウト機能でスカウトをもらうことで、今の自分の市場価値をある程度把握することができます。自分のキャリアにどれくらい価値があるのか知れることも重要なポイントです。
デメリットとしては、転職エージェントに比べ手厚いサポートはなく、非公開情報にはアクセスできないことになります。
転職エージェントのメリットとデメリット
メリット
- 無料で利用できる
- 非公開求人を紹介してもられる
- 推薦状を書いてもらえる
- 職務経歴書などのチェック
- 面接対策や日程調整してくれる
- 給与交渉をしてくれる
デメリット
- 自分のペースで進められない
- 担当者次第で満足度が変わる
- 利用期限が決まっている
転職エージェントのメリットは多くあります。最も大きなメリットは非公開情報を紹介してもらえる点です。
非公開求人は大企業や有名企業の優良案件が多いのが特徴です。転職エージェント経由でないと紹介してもらえないので転職する際は必ず登録することをオススメします。
その他、転職活動に関する手厚いサポートも転職エージェントの特徴です。企業への推薦状や職務経歴書のチェック、面接対策、面接の日程調整、給与交渉まで行ってくれます。
担当者によって対応に温度差があることの事実です。担当者との相性によってはサービスの満足度にも大きく影響でてしまうのはリスクになります。
効果的な転職サイトと転職エージェントの使い方
では、具体的にどのサービスを利用するのがようですか?
結論は『転職サイト』と『転職エージェント』を併用です。
オススメの転職サービスの利用方法は『転職サイト』と『転職エージェント』を併用することです。
理由は、転職サイトで自分の市場価値や求人内容を事前に把握した上で転職エージェントを利用したほうが各サービスのメリットをいいところどりできるからです。
・転職サイトのメリット:今転職市場に出回っている求人内容の把握とスカウトなどで今の自分の市場価値の把握です。
・転職エージェントのメリット:非公開求人と手厚い転職サポートです。
まずは転職サイトで情報収集をしつつ、転職の意思が固まってきたら転職エージェントを利用して本格的な転職活動を開始する流れをオススメします。
各サービスの特徴を理解した上で、それぞれのメリットを上手く活用できるように転職エージェントと転職サイトの併用をオススメします。
転職エージェントの担当者などが合わない場合や希望する企業の登録がない場合はすぐ切りましょう。
転職サイトと転職エージェントを選ぶ時の注意点
転職サービスを選ぶ時の注意点ってありますか?
もちろんあります。
各サイトの強みを比較してみる
転職サイト、転職エージェントは各サービスごとに特徴があります。
圧倒的な求人数がウリだったり、若手に強かったり様々です。
もし特徴を理解せず転職サイトや転職エージェントを選んでしまうと自分に合った求人に出会えない可能性もあります。
各サービスの特徴をしっかり押さえておきましょう。
公開、非公開求人数の多さを比較してみる
求人数の多さは、転職サイト、エージェントを選ぶ上で重要なポイントにあります。
なぜなら、どんなによいサイト、エージェントだったとしても求人数が少なければ求職者に提供できる選択肢が少なくなるからです。
ファミレスに入ったのにステーキとバンバーグしか置いていない店だと、もしピザが食べたかった場合困りますよね?
求人数の多さは選択肢を広げることと同義なので重要なポイントです。求人数についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
転職エージェントは最初から1つに絞らない
転職エージェントは最初から1つに絞らないほうがよいです。
なぜなら、各エージェントで取り扱っている求人が違うからです。
最初に選んだエージェントで思った求人がなくても、他のエージェントならある可能性があります。
なので、複数しておき情報を仕入れておくことが無難です。単純に登録していなかっただけでよい求人を見逃すのはもったいないです。
ただし、精神的に限界で今すぐ転職したい場合は例外です。
精神的に限界の人はスピード重視のほうが精神面でよいのでまずは1社登録してすぐ行動に移しましょう。
担当のキャリアアドバイザーを見極める
担当のアドバイザーにもよしあしがある
本来、求職者とキャリアカウンセリングをして業界の動向や転職アドバイスをすることも仕事なのですが、求人紹介のみになるイマイチな方もいます。
なぜならアドバイザーは自分の業務効率を考え求職者を早く転職させたい心理があるからです。
特に大手はAI技術を駆使して的確な求人案内をしてくるので、機械的な対応になりがちです。
求人のみ紹介して自分で判断するといった場合は問題ないのですが、もし転職エージェントのキャリアカウンセリングに満足行かないようであればキャリアカウンセリングを専門にしているサービスもあります。
初回は無料で利用できるので、利用してみてもよいかもしれません。
各サイトを徐々に絞る
ある程度転職活動が進んできたらメインで使用するサービスを絞りましょう。
なぜなら、複数登録すればそれだけエージェントとのやり取りが必要になり転職活動への負担が大きくなるからです。
僕も転職エージェントの利用経験がありますが、在籍しながら転職エージェントとやり取りするのは本当に大変です。施工管理に時間がないことは自分が一番知っていることでしょう。
施工管理の場合は、転職サイトの複数登録で情報収集をしっかり行い、転職エージェントは最初の面談である程度に絞ることをオススメします。
まとめ
それではまとめです。
・転職方法は7つあって最近だとダイレクトリクルーティングという手法も出てきている。
・転職サイトは企業が掲載している求人にアクセス、転職エージェントは求人を紹介してもらう。
・転職サイトは求職者が自由にアクセスできるのがメリット、転職エージェントは手厚いサービスがメリット。
・転職サイトと転職エージェントは併用して利用する。
・転職サイトと転職エージェントを選ぶ時は、サイトの強みを知ると非公開求人の多さ、転職エージェントは最初から1つに絞らない、担当のキャリアアドバイザーを見極める
転職が当たり前の時代に必要な転職の基礎知識について解説しました。
今の時代転職に必須となってきている転職サイトと転職エージェントについてしっかり把握することで自分にあった企業を見つけやすくなるのは間違いないです。
『転職力』は今後必須のスキルになるので、転職を検討している人は必ず押さえておきましょう。
では、また。
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