
いわん太さん!転職のおおまかな流れを知りたいです。
- 転職活動の全体像やスケジュール感が知りたい
- 転職活動って具体的に何をすれば…
- 色々サービスがあって何に登録すればよいかわからない
転職活動にはやらなければいけないことがたくさんあります。
転職したいけど全体感がわかっていないから何から手をつければよいかわからないという方は多いです。

僕はFラン大卒のブラックな建設業から異業種の大手ホワイト企業に転職を成功させました。
この記事では転職活動の全体感がわかるロードマップについて6ステップに分けて徹底解説します。この記事を読めば失敗しない転職の手順がわかります。
転職を成功させるために最も大切なことは、転職サイトや転職エージェントに登録する前に『転職の意思を固める』『事前準備』『情報収集』をすることです。
まずは全体感を掴みつつ1ステップごとしっかり実行していきましょう。
記事を読むのも大変という方向けに各ステップのおすすめサービスをピックアップしておきました。
転職ロードマップ


それではロードマップについて解説します。

結構やることあるんですね。
転職活動は大きく分けて、次の6ステップになります。
転職サイトや転職エージェントの前にSTEP1~3を実施しておくこと重要なポイントです。必ず押さえておきましょう。
✅転職するリスクと転職しないリスクを把握する
✅転職の不安を解消する
✅転職の軸を決める
✅自己分析
✅キャリアの棚卸し
✅スケジュールの設定
✅転職サイトに登録
✅口コミサイトに登録
✅転職エージェントに登録
✅面接対策
✅内定時に確認すること
✅退職時にやっておくべきこと
また、転職の体験談も参考になりますので、転職者はどんなことをしているのかも参考にしてみましょう。
STEP1.転職の意思を固める


まずは転職する意思を固めましょう。

転職はじめてなんで正直不安しかありません。
転職の意思を固めるには転職のリスクとリターンの把握、転職の不安を解消することが重要です。順番に解説します。
転職するリスクと転職しないリスクを把握する
転職するにしても転職しないにしてもどちらを選択してもリスクが必ず存在します。
なぜなら、終身雇用が崩壊しつつあるからです。
ひと昔前のように大企業に入れば一生安泰という時代は終わりをむかえ、転職を前提とした社会に切り替わろうとしているなかで転職しないという選択にはリスクが伴います。
各リスクは以下の通りです。
転職するリスク
- 年収がダウンする可能性がある
- 人間関係の再構築が必要
- 仕事内容のミスマッチの可能性あり
- 新しい環境に適応できるかわからない
転職しないリスク
- 会社へしがみつくことになる
- 自分自身の可能性を狭くする
- 年齢を重ねるごとに転職しづらくなる
- モチベーションが保ちにくくなる
転職するリスクもあるけど、転職しないこともリスクだということを理解しておいてください。
詳しく知りたい場合はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
転職の不安を解消する
転職あるあるの不安はある程度決まっているので解消方法を知っておきましょう。
なぜなら、不安要素がいくつもあれば転職する意思はいつまでたっても固まらないからです。
- とにかく転職すること自体が不安
- いい転職先って見つかるの?
- 年齢的に転職できるのか
- そもそも忙しいけど転職活動ってできるの?
- 今のキャリアが通用するのか
- 転職先の人間関係が不安
- 中途で入って昇格とか大丈夫?
こんな悩みには、ある程度の解決方法があります。
よくある転職の不安は、あらかじめ知っておくことで今後の転職活動が進めやすくなります。
詳しくはこちらの記事で解説してますので参考にしてみて下さい。
STEP2.事前準備

転職の意思が固まったら次は事前準備です。

こんなにやることあるんですか?
転職の事前準備は、転職活動の根幹を決める作業になります。今までのキャリアを見直してしっかり取り組んで下さい。
転職の軸を決める
転職活動で最も大切なことは、『転職の軸』を決めることです。
転職の軸を決めるということは『自分にとって一番大切な条件は何か』を決めることです。逆にいうと『捨てる条件は何か』を決めるということでもあります。
なぜ転職の軸が大切かというと、大切な条件と捨てる条件が決まっていないと自分にあった企業を探すことができないからです。転職に失敗する人は転職の軸が明確になっていないことが多いです。
もしこんな求人があったらどうでしょう。
- 建設業
- スーパーゼネコンで社会的地位、福利厚生もバッチリ
- 給与は1000万円で今より年収UP
- 大規模現場に従事できやりがいは感じる
- 働き方はかなり忙しく、終電帰り休日出勤は当たり前
この求人のポイントは、『社会的地位』『高収入』『やりがい』『ワークライフバランス』です。
優先順位が『社会的地位』や『高収入』であれば、あなたにとってベストな選択肢になりますが、『ワークライフバランス』であれば選択肢に入らないでしょう。
全ての条件を満たした企業を見つけるのは難しいので『一番大切な条件』と『捨てる条件』を明確にすることは、転職する上で一番大切なことです。
自己分析
自己分析で大切なことは、自分の強みと弱みを知ることです。
なぜなら、自分の強みと弱みを知らなければ自分にあった仕事が選べません。特に重要なのは自分の強みを知ることです。
USJを再建したことで有名なマーケターの森岡毅さんの言葉に『弱みが強みにかわることはない』という名言があります。
得意でない弱みをいくら伸ばしても平均点にしかなりません。成功者は必ず自分の得意な強みを伸ばしています。自分の強みを知り重点的に伸ばすことがキャリア戦略では重要な考え方になります。
自己分析は、自分の一番の得意(強み)は何かを探すことを意識してみて下さい。
もし自己分析が自分では難しいという方はキャリアコーチングを利用して客観的に知るのもありです。初回面談は無料で利用できるので自分の強みがわからない方は利用してみるのも手です。
キャリアの棚卸し
キャリアの棚卸で手っ取り早いのは『職務経歴書』『履歴書』の作成です。
・理由
なぜなら、転職活動で必ず必要な書類だからです。
転職活動を本格的に始める前に時間をかけて作成してしまいましょう。文字に起こすことで客観的に自分のキャリアを把握することができます。
ポイントは定量化、数字化して自分のキャリアを振り返ることです。
数字で物事を語ることができるビジネスパーソンはできる人っぽいですよね。職務経歴書や履歴書でもなるべく定量化、数字化して自分のキャリアを表現することは重要です。
具体例は以下の通りです。
もちろん全てを定量化する必要はありませんが、自分がアピールしたいポイントなどでは定量化して表現すると好印象な応募書類となるので意識してみましょう。
スケジュールの設定
転職活動のスケジュール感は、事前準備の段階である程度掴んでおきましょう。
期間は人それぞれですが一般的には3~6ヵ月といわれています。僕個人の意見としては時間に余裕があるなら6ヵ月くらいかけて転職スケジュールを組むべきだと考えます。
理由は、転職の意思や事前準備、情報収集に時間をかけると半年くらいかかるからです。最初の3ステップをしっかり決めておくと後半戦での意思決定がスムーズになりますし、転職先とのミスマッチもなくなります。
具体的には、下記のスケジュールくらいが目安です。
①転職の意思を固める(0.5~1.0ヵ月)
②事前準備(0.5~1.0ヵ月)
③情報収集(1.0~2.5ヵ月)
⇒約3ヶ月
④面談~応募(0.5~1.0ヵ月)
⑤面接~内定(1.0~2.0ヵ月)
⑥退職~入社(1.0~1.5ヵ月)
⇒約3ヶ月
転職の意思や事前準備、情報収集に時間をかけ、6ヵ月くらいかけて転職活動のスケジュールを立てましょう。
STEP3.情報収集


事前準備が終わったら次は情報収集です。

具体的に何をやればよいですか?
情報収集は、転職サイトと口コミサイトを使って行います。転職の情報はいろいろありますが、主に業界、職種、企業の分析がメインになります。
サービスの基本的な部分はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
転職サイトに登録
初めて転職をする人は転職サイトに登録してみましょう。
ポイントは、ただの転職サイトではなくスカウト型の転職サイトの利用をオススメします。
転職サイトの詳細を知りたい方、スカウト型転職サイトがわからない方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
転職サイトに登録する主な目的は以下の2つです。
スカウトを受けて、今現在の経歴でどのくらいの市場価値があるのか把握してみましょう。
スカウトを受けてみるのは、自分を安売りしてしまったり高望みしすぎることを防ぐためです。
例を出すとメルカリなどのフリマサイトで商品を売るときの価格設定に似ています。
価格を安く設定すればすぐ売れるかもしれませんが利益は低くなります。反対に高く設定してしまうとなかなか売れません。なので適正な価格を把握して似たような価格帯で値段を付けるのが一番ですよね。
今までがんばってやってきたことを評価してもらい、自分の価値にあった給与やポジションにつくには自分の相場を知りましょう。
転職サイトによりますがヘッドハンターがいるサービスの場合、積極的にコンタクトを取り情報交換をしましょう。
なぜなら、業界や職種、企業についての知見はヘッドハンターが一番詳しいからです。
無料で相談できますし、まずはキャリア相談からというヘッドハンターも多いですし有効利用しましょう。
最低限のマナーを守るのが前提ですが、ヘッドハンター側も今回紹介できなくても長い目で見込み客になってくれる人材を探しているので面談したからといって必ず紹介を受けた求人の中から決める必要はありません。
中には求職者の意向を無視して求人をゴリ押ししてくる悪質なヘッドハンターもいます。普通のヘッドハンターはそんなことしないので、即座にブロックしましょう。
口コミサイトに登録
企業を分析する上で、口コミは参考になります。
なぜなら、求人情報には基本いいことしか書いていないからです。
求人情報の裏側を知るには、働いている人の一次情報は参考になります。似たような口コミが多い場合、おそらく真実なんだろうと判断できます。
おすすめの口コミサイトは、転職会議です。あくまで参考で使うイメージなので他のサービスでも問題ありません。
口コミ内容を鵜呑みするのは絶対にダメです。特に退職理由などは主観的な要素が多くネガティブな口コミが多いのであくまで参考程度としておきましょう。
STEP4.面談~応募

情報収集が終わったら本格的に企業にアプローチしていきましょう。

どうすればいいですか?
本格的に企業へアプローチする場合、必ず転職エージェントを利用しましょう。転職エージェントのメリットと利用の流れは以下の通りです。
なぜ転職エージェントを利用するのか
なぜ必ず転職エージェントを利用したほうがよいのか、理由は以下のメリットがあるからです。
- 無料で利用可
- 非公開求人の紹介
- 手厚い転職サポート
一般的には出回っていない非公開求人紹介に加え、職務経歴書のチェックや面接のスケジュール調整、年収交渉など手厚いサポートが無料で利用できるので使わない理由が見当たりません。
おすすめの転職エージェントは以下の通りです。
転職エージェントの詳細を知りたい方、転職エージェントがわからない方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
転職エージェント利用の流れ
転職エージェントへの登録は以下の通りです。
各公式サイトから職務経歴などを登録します。
事前準備で作成した職務経歴書などを参考にしましょう。
登録が終わるとキャリアアドバイザーから面談の日程調整の連絡があります。
結構すぐ電話がかかってくる印象です。結構しつこくかかってきますが、邪険にせず丁寧に対応しましょう。
面談の内容は以下の通りです。
- 転職の目的
- キャリアの棚卸
- 方向性の確認(希望条件や転職時期)
面談で重要なのは、事前準備や情報収集で明確になった転職の軸を明確に伝えることです。
ざっくりした条件しか決まっていない場合、キャリアアドバイザーのレベルによっては希望の条件の求人が引き出せない可能性があります。
面談で方向性が決まれば求人を紹介してもらい興味を持った企業に応募していく流れとなります。
大量に求人を紹介されることもあり、最初は大変に感じるかもしれませんがめげずにがんばりましょう。いろいろな求人が見れて結構楽しくなってきますよ。
転職エージェントを経由すると書類の通過率が高まるといわれています。推薦状を書いてもらったりして企業にアピールしてもらえる訳です。
お気づきかもしれませんが、STEP4で必要となる情報は全て事前準備、情報収集の段階で終わっています。
考えがクリアになっているはずなので、転職エージェントに自分が求めている条件をしっかり伝えることを心がけましょう。
STEP5.面接~内定


ここからいよいよ企業と面接するパートです。

考えるだけで緊張してきた。
応募が終わり書類選考が通過すれば、キャリアアドバイザーから面談する日程調整のお知らせがきます。
面接は苦手な人も多いですがしっかり対策すれば苦手意識を持つようなことではありません。面接にはコツがありますので下記のポイントを頭に入れておきましょう。
面接のコツ
面接対策はいろいろテクニックなどありますが、本質的な部分で大切だと思うコツは以下の4つです。
- 面接ではなく『面談』だと思う
- 見栄を張らない
- 企業分析と自己PRの整理
- 面接時に確認したいことの洗い出し
テクニックの1つ目は、面接ではなく『面談』だと思うことです。会社の別部署の人と話すくらいの軽い感覚だとよいかもしれません。
転職時の面接で勘違いしてはいけないポイントは、求職者と企業が対等であるということです。
お見合いと同じで何度かお互い話をして、気が合ったり条件があれば結婚するイメージです。
転職の面談も職務経歴書などでわからないお互いの価値感や条件をすり合わせる場だと思うと上手くいきます。
見栄をはるのもNGです。
見破られてしまう可能性が高いですし、もし仮に入社できたとしても期待値があがりきってしまい評価されない可能性もあります。入社後のことも考えて等身大の自分を心がけましょう。
当たり前ですが、最低限企業に対する情報は頭にインプットしておきましょう。
まったく情報を入れずに面接に行くのはNGです。何も考えていないことは、面接で必ずばれます。
自己PRもある程度考えておきましょう。
過去の実績より、企業が今後どんなことに期待をしていて、自分が入社するとどんな活躍ができるのかを中心にアピールできるとGOODです。
企業分析ではある程度のことしかわからないので、気になることがあったら面接時に確認するように不明点をあらかじめ洗い出しておきましょう。
僕が転職する際は、ワークライフバランスを重要視したので、働き方や残業時間などについてかなり詳しく聞きました。
とはいえ、給与面など聞きにくいこともあるかと思うので、難しい場合は転職エージェントを経由して聞きましょう。
内定時に確認すること
無事内定をもらっても気を抜かないでください。
下記の5つについて、最終面接までに確認していない場合、転職エージェントを経由して必ず確認しましょう。
- 入社日
- 勤務地
- 想定給与と残業時間
- 入社時の役職
- 福利厚生
必ず企業側から〇月から入社してくださいという連絡がありますが、退職日などの関係があるので調整が必要です。
できれば有給を駆使して連続休暇が計画できればBESTです。今までがんばってきた自分へのご褒美です。事前に退職のスケジュールを伝え、こちらが主導権を持って進めていきましょう。
さすがに勤務地は把握しているとは思いますが、想定していた勤務地と違う場合も無きにしも非ずです。
内定をもらったタイミングで給与面と残業時間の目安について確認しておきましょう。
面接の口頭ベースだけだと心もとないので、万が一に備え転職エージェント経由でメールベースでエビデンスを残しておくことをおすすめします。
役職は各会社によって呼称が違うので書面だけだとわからないものです。わかりやすい主任、係長、課長、部長レベルに置き換えてどの役職で入社できるのか確認しておきましょう。
細かいところは入社後でよいと思いますが、企業型確定拠出年金と社宅については確認しておいて下さい。
企業型確定拠出年金は、現職でも利用していて新しい職場でも利用していれば引き継ぐことができます。詳しい手続きは会社側から案内があるはずですが、もしない場合は問い合わせしてみましょう。
借り上げ社宅や寮を利用できる場合、年齢制限があったりするので利用できるか確認しましょう。必要に応じて引っ越しの段取りなどが必要です。
STEP6.退職~入社

最後は退職の意思表示です。

めちゃくちゃ伝えずらいですね。
最後に退職手続きになります。誰でも通る道だから堂々と退職届を出しましょう。
退職手続きはこじらせると面倒なことになるので、スムーズに退職できるよう配慮しながら進める必要があります。
退職時にやっておくべきこと
退職を伝えるときに一番大切なことは、会社に対し退職の相談ではなく、退職の報告をするということです。
なぜなら、退職することは法律上誰しもが認められている権利だからです。会社が決めることではありません。
- いきなりいなくなっても困るから次が決まるまで認められない。
- 待遇を改善するからなんとか考え直してほしい。
あなたが優秀であればあるほど様々な理由をつけて引き止められるでしょうが、雇用契約に記載していない限り聞く必要はありません。基本的はこちらのスケジュールを優先させましょう。
スムーズに進めるため多少のことであれば妥協も必要ですが、退職することは契約上認められる権利なので相談ではなく報告だということを必ず頭に入れておきましょう。
退職するには退職届の提出が必要です。
法律上は2週間前までに提出でOKですが、会社の就業規則だと1〜2ヵ月くらいが多いので就業規則を必ず確認して退職届を提出しましょう。
躊躇していて退職届が受理されないなんでことになったら、入社日に間に合わない可能性もあります。
必ず就業規則を確認して退職届を提出しましょう。
退職が決まって自分の業務を引き継ぐ必要がありますが、適当に引き継ぎをしていいことがありません。
なぜなら、新しい職場に行っても前職の業務の対応をしなければならない可能性が高まるからです。
引き継ぎ相手が可愛がっていた部下だったり、仲良くしていた同僚の場合、連絡をしてくる可能性がないわけではありません。
新しい職場に心機一転して働くためにも引き継ぎはできる限りしっかり行いましょう。
社内の人への報告は忘れないと思いますが、必要に応じて社外の人にも報告することをオススメします。
これは僕が転職する時に忘れてしまったことです。
退職するときはかなりバタバタしていることが多いので忘れがちなので注意してください。
全員ではなく本当にお世話になった人のみに絞ってお礼の連絡をしておきましょう。
最終手段として『退職代行』というサービスがあるので紹介します。
その名の通り退職手続きを代行してくれるサービスです。
- 何度退職届を提出しても受理されない
- 上司のパワハラがひどすぎて会いたくない
- もう二度と会社と関わりたくない
ブラック企業の場合、上手く退職できない場合もありますので上手く退職できない場合利用するのもありです。
退職代行はガーディアンがオススメです。
普通に退職届を出せば受理してもらえる企業であれば、費用もかかりますし信用度の問題もありますので利用しないほうが無難です。あくまで最終手段ということをお忘れなく。
Q&A
- 転職活動は、仕事をしながらだと時間がないので退職してからでもよいか。
- 仕事をしながらを基本に考えましょう。
退職してから転職活動だと以下のデメリットがあります。
・働いていない期間がカウントされる。
・収入がなくなるので転職先を決めるのに焦りが生じる可能性がある。
就業しながら転職活動はなかなか大変ですが、退職してからだとデメリットが大きいので転職活動は仕事をしながらを基本に考えましょう。
- 未経験の業種に転職はオススメですか。
- 第2新卒ならOK。それ以外は今までの経験を生かして軸ずらし転職がおすすめです。
第2新卒は新卒と同じ扱いなので問題ありませんが、第2新卒以外は今までの経験が生かせないのでリスクが大きいです。なので『軸ずらし転職』で現職の経験を生かしつつ新しい仕事にチャレンジしましょう。
軸ずらし転職とは、「業界」と「業種」のどちらかを残す手法です。
「建設」×「施工管理」の業界のみ変えると「不動産」×「施工(建物)管理」みたいなイメージです。
全く未経験ではないので現職の経験が無駄にならないのでオススメです。
- 20代の女性で転職する場合何を意識すればよいですか?
- 自分のキャリア+ライフプランを意識するのが重要です。
20代女性は結婚・出産などライフイベントで自身のキャリアが大きく変化しがちです。
現在バリバリ働いている場合でも、結婚や出産のタイミングで仕事量をセーブしたり、家でできる仕事に変えたり、専業主婦になるなど様々な選択を迫られる時期でもあります。
僕の周りでもライフイベントのタイミングで働き方を変える女性はほんとに数多くいますし、僕の妻も結婚・出産を期に働き方を変えています。
ひとつ言えることは、現職に留まるだけが選択肢ではないということです。転職やフリーランスなど様々な働き方を選択肢に入れてキャリアを考えることが重要です。
- 転職は何歳までできますか?
- 何歳でも可能だけど年齢によって転職の難易度は違うことは理解しておきましょう。
昨今、転職市場が活性していますが、年齢によって企業側から求められる条件が違います。
・20代前半はポテンシャル重視
・20代後半から30代前半は即戦力となり得る経験とスキル
・30代後半以上は、即戦力となり得る経験とスキル+マネジメント能力
20代前半はポテンシャル重視で、どんな職種にもチャレンジできる年代で、20代後半から30代前半が一番転職しやすい時期。35歳以上は経験やスキルに加えマネジメント能力を生かした転職をするのがおすすめです。
まとめ

それではまとめです。
転職を成功させるために最も大切なことは、転職サイトや転職エージェントに登録する前に『転職の意思を固める』『事前準備』『情報収集』をすることです。
転職の軸の確定や事前準備、情報収集にしっかり時間を作ることで、転職エージェントを利用する時の明確さが各段に違います。
一度に全て覚えることは難しいと思うので、ブックマークして各ステップごとに着実に取り組めば必ず理想の企業に出会えます。
では、また。