建設業って未来がない業界なんですか?
1235人にアンケートして、聞いてみたよ!
- 建設業って未来はないの?
- 建設業っていいイメージないけど、働いてて大丈夫?
- 未来のある企業で働きたい!
建設業に未来はない!終わってる!なんてよく言われますよね。
僕は、建設業のキャリアや働き方についてTwitterなので発信しています。
この前、Twitterで「建設業はオワコンなのか?」というアンケートを取ってみました。
なんと、1200人以上の方に参加いただき、さまざまなコメントをいただきました。
建設業に未来はないのか?建設業は終わってるのか、終わってないのか?
コメントいただいた内容を踏まえ、自分なりに纏めてみました。
今後の建設業がどうなるのか?今後の自分は建設業で働き続けるべきなのか?気になっている方は、ぜひ読んでみて下さい。
【アンケート結果】建設業に未来はあるのかないのかは五分五分
早速、今回のアンケート結果を見てみましょう。
気になります。
結果は、終わっているが47.1%、終わっていないが52.9%と、ほぼ五分五分でした。
アンケート結果からは、建設業に未来はあるともないともいえない。というのが結論になります。
色々とコメントもいただいているので、終わっている派、終わっていない派の意見を見てみたいと思います。
建設業に未来はない!終わってるという意見
まずは、建設業は終わってる!という意見からです。
みんな、どんな意見なのか気になります。
建設業は安請け合いばかりで給料が上がらない
建設業は、安請け合いが常態化し、給料が上がらないため、未来はないという意見が多かったです。
建設業界では、価格競争が激しく、入札価格を抑えることが求められるため、安請け合いが横行しています。
安請け合いしてしまった企業は、人工を削ったり、給料の低い人材しか配置できなくなります。
安請け合いが長期的に続くと、給料上昇の停滞、優秀な人材の流出、品質の低下といった問題が生じます。
建設業界は、給料の上昇が見込めず、安請け合いが横行していることから、未来はないという意見です。
建設業は課題だらけなのに業界全体で解決する気配がない
建設業は課題だらけなのに、業界全体で解決する気配がないといった意見もありました。
建設業界には、以下のような課題があります。
建設業の主な課題
- 労働力不足
- 労働者の高齢化
- デジタル技術普及の停滞
- 環境課題への対応
これらの課題を解決するためには、業界全体の協力と努力が必要です。
現状、業界内の企業や労働者が個別の利益や利益追求に重点を置いており、全体の発展や課題解決に対する意識はまだまだ足りないです。
たとえば、労働力不足の解消に向けた施策などです。
業界全体で働く魅力などアピールしてもいいものですが、TVCMなどで見かけるのは、大手企業のCMだけだったりします。
もっと業界全体で若者にアピールする施策があってもいいですよね。
また、デジタル技術の普及や環境への配慮に関しても、一部の大手企業しか実施できてないのが現状ではないでしょうか。
建設業界の課題解決のために、業界全体で取り組まなければいけないのに、解決に向けて動いていないので、終わってると考えている人もいらっしゃいました。
建設業のイメージが悪く若者離れが当たり前に
建設業はイメージが悪く、若者離れが当たり前になりつつあります。
建設業界のイメージが悪くなっている理由は、複数存在します。
建設業のイメージ
- 3Kな労働環境
- 長時間労働は当たり前
- パワハラ、セクハラが日常茶飯事
上記のイメージは根強く残っており、若者にとって魅力的な業界とは言えなくなっています。
イメージは間違ったものか?と言われればそんなことはありません。
建設業界では、過重労働や長時間労働はまだまだ改善されておらず、ワークライフバランスが取りにくい環境であることは事実です。
また、建設業界の仕事は身体的にもタフな労働が求められることがあり、若者にとっては身体的負担が大きいと感じられている場合もあります。
今ではかなり改善されている企業もある一方、まだまだ上記のような働き方をしている企業はたくさんあります。
建設業はイメージが悪く、若者離れが当たり前になりつつあるため、未来がないと考える人が多いです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
建設業は将来性がある!終わってないという意見
いやいや!全然終わってないよという意見も多かったです。
希望が持てます!
建設業は絶対になくなることはない
建設業は、絶対になくなることはないので、終わっていないという意見が多かったです。
新たな住宅や公共施設、インフラの整備の需要は将来的にも継続するため、建設業の仕事が無くなることはありません。
近年、地球温暖化や自然災害のリスクが高まる中、建設業は環境に配慮した建築や災害・防災対策なども重要な役割を担っています。
建設業は、新たな技術の導入やデジタル化により建設プロセスを効率化し、持続可能な未来へ貢献する責務があります。
建設業は絶対に無くなることはない仕事なので、終わっていないという意見が多かったです。
建設業は人手不足だから逆にチャンス
建設業は、人手不足なので逆にチャンスと捉えている人も多かったです。
チャンスと捉えている人の理由は、仕事に困ることはないし、希少性が高まるからです。
建設業は人手不足のため、あらゆる分野で仕事に困ることはありません。
また、働く人材がそもそもいないため、技術力のある若手などは、とても希少な存在です。
人手不足だからこそ、今建設業に参入しておけば、食いっぱぐれることはないので終わらないと考えている人の意見でした。
建設業は変革が始まったばかりだから将来性がある
建設業は、現在変革の真っ最中だから、将来性があるという意見です。
大きく変わっていると感じるのは、以下の2つです。
建設業の変革
- 働き方改革による長時間労働の解消
- デジタル技術による省人化や業務効率化
働き方改革は、建設業で働く人にとって長時間労働の解消に繋がる施策です。
今までマイナスイメージが強かった長時間労働が解消されるのは、建設業にとって大きなことです。
また、デジタル技術を駆使して、省人化、効率化は、人手不足な建設業界にとって重要なことです。
建設業界は改革が進むことで、将来性のある業界になると考えるのは普通のことなのかもしれません。
【結論】建設業に未来はないかどうかは働く環境で大きく変わる
ただ、なぜ終わってると答える人とオワコンだと言う人がいるか、気になりますよね。
気になります!
なぜ、回答に賛否があるのか。
答えは、働いている(働いていた)環境が違うからです。
個人的な推察ですけど、時代に適応して働き方改革に成功している企業で働いている方、職人さんでバリバリやっている方、建設業の会社を経営されている方は、終わっていないと回答していただいているように感じました。
一方、一昔前から何も変わっておらず、働き方もアップデートできていな企業に勤めてしまっている人や、昔の建設業のイメージがそのまま残っている人は、オワコンだ!となっている傾向があると感じています。
何が言いたいかというと、建設業は終わってる企業と終わっていない企業に2分されてきていると言うことです。
過去に、2023年の5月にもゴールデンウィークに関するアンケートを取ったところ、しっかり休暇が取れた人と取れない人がかなりはっきりと分かれる結果となりました。
企業によってかなり異なる結果となっています。
建設業に未来はあるのか。つまり建設業で働く自分に未来はあるのか。は、働く環境によって大きく変わり、その差がより顕著になると予想されます。
まとめ
それではまとめです。
建設業に未来はないのか?という問いに対しては、『働いている環境次第』ということが、1235名の方にアンケートを取ってわかりました。
給料が低いままだったり、イメージが悪いといったマイナス面がある一方、絶対なくならない仕事だし、変革が起こりつつある業界です。
今あなたのいる企業は、どうでしょうか?
建設業にも将来性のある、未来ある働き方ができる企業はたくさんあります。
もし、建設業なんて終わってる!と思っている人や現状に不満を抱えているなら、環境を変える選択を考えてみてもいいかもしれません。
終わった企業で、時間を過ごす暇はありませんよ!
もし、少しでも働く環境を変えてみてもいいかな?と思った方は、こちらの記事もよかったら見てみて下さいね。
では、また。
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