いわん太さん!サブコン出身でしたよね。オススメできる仕事ですか?
そうだね。なかなかきつい仕事だけど、その分成長できる仕事だと思う。
- 施工管理でオススメの業種を知りたい。
- サブコンってきついって噂だけど本当なの?
- 設備屋っていじめられやすいって本当なの?
施工管理の中でも特にサブコンはきつい仕事だといわれることがあり、実際きつい仕事ではあるのは間違いないです。
僕は施工管理から転職し、発注者であるファシリティマネージャーとして働いています。
本記事では、施工管理をやるならサブコンがオススメである理由について解説します。
この記事を読めば、どんな人がサブコンで働くべきかわかります。
きつい仕事ですが急成長できる環境のため、手に職をつけて成長したいと思っている人や若くして現場所長になりたいと思っている人にはおすすめの業種です。
本記事で詳しく解説するのでぜひ最後まで読んで見て下さい。
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施工管理やるならサブコンがオススメである理由4選
オススメな理由は以下の4つです。
サブコンがおすすめな理由
- ゼネコンと比べて競争相手が少ない
- 他業種の仕事も合わせて学ぶことができる
- 比較的若くして現場責任者になれる
- 将来性があり潰しがきく仕事
ゼネコンと比べて競争相手が少ない
サブコンは一言でいうと穴場です。理由は2つあります。
・サブコンの知名度
・比較的大企業が多い
有名企業の多いゼネコンが知名度・人気ともにあるのは周知の事実ですが、サブコン業界は一般的に認知されていません。
大手ゼネコン志望者でも、サブコン企業の名前を知らないという人も意外と多いのではないのでしょうか。
なので穴場です。
特に大手ゼネコンは学歴重視で採用する傾向は今の時代も変わらずあるので、サブコンであれば高学歴でない方も比較的狙いやすいのではないでしょうか。
いわん太も3流大卒業ですが、大手サブコンに就職できています。
そもそも人手不足な業界で売り手市場なだけにおすすめです。
大企業の定義は明確にはないそうですが、一般的には資本金3億円超えかつ従業員300人超えの企業を指すそうです。
この大企業は、日本に0.3%しかないそうです。
ですが、サブコン関係の大企業は多数あり、東証一部上場企業だけでも何社もあります。しかも給与水準も上場企業の平均を上回っています。
また大企業で働くメリットは、自身の肩書や給与面の他に、働く環境を整えてくれる環境を提供してくれるという点です。
特に厳しい施工管理の仕事は長時間労働がつきものです。上場している企業レベルであれば、労働時間のケアについてはかなり厳しく管理しているので、少しは安心して働けるのではないでしょうか。
また、現場管理だけではなく、設計部門や見積部門へのOJTやその他研修、資格取得支援などの教育面でもメリットは大きいと思います。
なのでサブコンに限らずなのですが、人手不足かつそこまで知名度のない大手企業に所属できるメリットは大きいと思います。
他業種の仕事も合わせて学ぶことができる
サブコンは他業種との関わりが大きいのと、人がいないので図面作成等全部自分でしなければなりません。
・建築工事に合わせた計画
・各サブコンどうしの繋がり
・施工図の作成スキル
サブコンの仕事は建物の設備を構築することがメインですが、建築工事のことをよく理解しなければ務まりません。
なぜなら工事現場というものはあくまで建築工事がメインなので、サブコンは建築工事に合わせて施工図や工程等を作る必要があります。
密接に建築が関わってくるので必然的に建築への理解が深まります。
これはサブコンならではのことだと思います。
各サブコン通しでも各業種で関わりがあるのでお互いに何をしているかよくわかります。
電気がなければ空調機器は動きませんし、逆に機械のことを知っていなければ電源の容量も決められません。
これは各種サブコンによって違う部分もあるかもしれませんが、基本的に自分たちでCADを使って施工図を書いていくことになります。
大規模現場になればCADオペさんがいますが、普通に業務をこなしていけば少なくとも自分で施工図を書くレベルまでのスキルは身に付くでしょう。
比較的若くして現場責任者になれる
サブコンは現場代理人になるが早いです。
・順番待ちなしの現場代理人
・現場代理人や責任者のメリット
ゼネコンと比較して、サブコンは責任ある立場になるのが早い印象です。
大企業で50過ぎにならないと課長になれないが、中小企業だと若くして課長、部長を任せてもらえるみたいなイメージでしょうか。
ゼ
ネコンとサブコンの規模の違いが大きいと思いますが、人材不足なのでどんどん若手を戦力に育てないと担い手がいなくなるというのもポイントだと思います。
現場の責任者や次席になれば、施主や元請との打ち合わせする機会が多くなります。
特に設計的な事項や工事金額について大きな権限を持つことができます。つまり裁量権が一気に増えるので仕事の満足度は一気に増えるでしょう。それを若くして経験できるのはかなり貴重です。
そして一番のメリットは、現場の追いまわしからの卒業できる点です。
追いまわしとは、現場に出て職人さんの作業管理をメインとする仕事のことです。
設計や施主、元請との打合せや各社や資材管理との受発注行為といったお金の管理といった仕事がメインとなるので肉体労働的な意味合いが少し和らぐイメージですかね。
施工管理業務の醍醐味ともいえる部分なので、若くして経験できることはメリットといえるでしょう。
将来性があり潰しがきく仕事
サブコンは、環境問題の観点から現在もですが将来的にも需要のある仕事です。
・SDGs
・人手不足
日本訳すると「持続可能な開発目標」です。
最近よく聞く言葉だと思います。
2030年までに17個の目標に向かって世界中の人達が動き出しているのですが、実はサブコン業界はエネルギーや環境などの観点から目標の達成に重要な役割を果たします。
つまりトレンドの業界であるといえますので、それらの知見を得られることはこの業界で働くメリットとなります。
そしてサブコンは慢性的な人手不足です。
これはサブコンに限らず業界的な問題ですが、サブコンほどマイナーな業種になるとより人手不足が続いています。
また仕事としては、新築工事はもちろん、老朽化設備の改修などで仕事がなくなることはまずありえない業種だと思います。
サブコンがきついといわれる理由3選
オススメをしてきたんだけどサブコンはめちゃくちゃ激務で有名なんだ。理由はありすぎるけど、3つに絞って説明します。
・現場ヒエラルキー最下位
・前工程の遅延で大きく影響
・施工管理という業種がそもそもきつい
現場ヒエラルキー最下位
サブコンは何故か現場で下に見られることが多いです。
昔からの風習であったり、仕事上②で示す通り後工程であることが多かったりするからかもしれません。
理由はさまざまあるのですが、とにかく下に見られ、現場ではいやがらせを受けたりもするのが実情です。
・スリーブを入れていたらコンクリート打設する時にはずされていた。
・天井工事がまだ終わっていないのに、天井をボード屋に張られた。
挙げればきりがないのですが、請負の金額としては間違いなく他業種より多いはずなのに下っ端扱いになるのはサブコンつらいところです。
最近はなくなってはきていますが、上手く立ち振る舞わないと痛い目にあいます。
前工程の遅延が大きく影響
設備の工事は建築工事と密接に関係しています。
設備のメイン工事は、建築が上棟し、外壁が取りつき終わってからメインになることが多いです。また、電気工事で受電が終わってから設備が本格的に動き出すので、そこからの試運転なども大きなウェイトを占めます。
つまり設備工事は建物全体の工程でいうと、後からのボリュームが圧倒的に多いです。
なので、躯体工事の段階で建築工事が遅れるとそのしわ寄せが設備工事に来ます。
最近、まともな工程で進んでいる現場あるのかってくらい建築工事が遅延していることが多く、その遅れからゼネコン、サブコン間で賠償問題になったりもします。
ただ、これは後工程の工事の宿命ともいえることなのでサブコンを選んだ時点でこの時期忙しくなるのは覚悟しなければなりません。
施工管理という業種がそもそもきつい
そもそも論で、施工管理と業種は、ゼネコンでもサブコンでもきついです。
理由は、長時間労働時間、労働環境が厳しい、人間関係が難しい、仕事内容が多岐にわたるの4つが重なっている業種だからです。
残業時間が法令違反は当たり前だし、3Kの現場環境は今も健在です。他社の人間とと常に関わる仕事だし、仕事内容もQDCSを中心として多岐にわたります。
この4要件が施工管理のきつさの要因です。
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まとめ
それではまとめです。
1.施工管理やるならサブコンがオススメである理由4選
①ゼネコンと比べて競争相手が少ない
②他業種の仕事も合わせて学ぶことができる
③比較的若くして現場責任者になれる
④将来性があり潰しがきく仕事
2.サブコンがきついといわれる理由2選
①現場ヒエラルキー最下位
②前工程の遅延で大きく影響
サブコンは、手に職をつけて成長したいと思っている人や若くして現場所長になりたいと思っている人にはおすすめの業種です。
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では、また。
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