仕事をやめたいと思っていますが、やめどきってどんな時ですか?
体験談を元に紹介しますね。
- 仕事のやめどきって、みんなどんな時なの?
- 仕事をやめたいと思っていても、なかなか決断できない。
- 仕事をやめる時、何に注意しておけばいい?
仕事を辞めたいなと思っていても、どんなことがきっかけでやめる決断をするのか、よくわからないですよね?
僕は、施工管理(残業100時間/月)から転職し、現在は金融機関にホワイト転職(残業20時間/月)し、キャリア相談なども行っています。
本記事では、仕事のやめどきがかわるサイン10つと、仕事をやめる!と決断できる正しい手順について解説します。
なかなか仕事をやめる決断ができない人も、今回紹介する方法なら、納得感を持って退職を決断できます。
自分自身の体験談を元に、解説していきますね。
この記事でわかること
仕事の辞めどきがわかる10のサイン
まずは、僕が仕事を辞めようと思ったきっかけについて紹介します。
複数当てはまったら、仕事のやめどきですね。
仕事の辞め時サイン①とにかく会社に行きたくない
「とにかく会社に行きたくない」というのは、仕事のやめどきサインの一つです。
仕事に行きたくない理由は色々ありますが、複数の要因が重なって、言語化できていない状態のことが多いです。
自分で上手く気持ちの整理ができていない状態で、行きたくない気持ちが続くと、うつ病のような状態になってしまう危険があります。
僕の場合、通勤中に事故とか起きないかなぁ。なんなら、自分から事故ったらなんて考えてしまうくらいヤバい状態でした。
仕事に行きたくない気持ちが続いている場合、仕事をやめるべきタイミングである可能性が高いです。
仕事の辞め時サイン②上司のハラスメントに耐えられない
「上司のハラスメントに耐えられない」と感じた場合も、仕事をやめるタイミングです。
なぜなら、上司のハラスメントは自分の意志でコントロールできることできないからです。
僕も上司からパワハラを受けたことがあります。
仕事ができないのはお前が悪い!と言い続けられるのは本当につらかったですし、自己肯定感が0になります。転職したら、仕事ができないと言われることはなくなりましたし、上司の感情次第なんですよ。
もし、今現在ハラスメントを受けているなら転職などで環境を変えるのが一番手っ取り早いです。
仕事の辞め時サイン③ワーカホリックになっている
「ワーカホリックになっている」ことも、仕事のやめどきサインです。
ワーカホリック(仕事中毒)とは、生活の糧を得る手段であるはずの仕事に、私生活の多くを犠牲にして打ち込んでいる状態のことです。
仕事以外にすることがない、仕事をしていないと落ち着かない、仕事をしすぎて体調を崩すなどの症状が見られます。
僕の場合、残業100時間以上やっていて、プライベートの時間がほとんどなかったため、転職を決断しました。
ワーカホリック状態になっており、プライベートの時間を大切にしたいと思うなら、転職を考えることをおすすめします。
仕事の辞め時サイン④自分の価値観と合わない仕事が多くなる
「自分の価値観と合わない仕事が多くなる」のも、仕事の辞めどきです。
価値観が合わない仕事が多くなると、シンプルに仕事がつまらなくなります。
僕の場合、業者の方に無理な金額交渉をしたりするのが本当に苦痛でした。交渉する機会が増えるにつれ、仕事に対する楽しさがなくなってきました。
自分の価値観と合わない状況が続く場合、仕事を辞めて新たな環境を探すことを検討するべきです。
仕事の辞め時サイン⑤必要以上に他人の目が気になる
「必要以上に他人の目を気なる」のも、仕事を辞めるべきサインの一つです。
他人の顔色を見ながら仕事をしなければならない環境は、かなりストレスが溜まります。
他人の目が気なっている状況
- 自分の意見が言えない
- 陰口を叩かれていると感じる
- 常に監視されている
僕の場合、上司にパワハラされたときは、自分の意見なんて言えませんでしたし、裏で仕事のできないやつと言われており、かなりつらかったです。
これらの状況が続く場合、自分自身の健康やキャリア成長を考え、仕事を辞めるべきです。
仕事の辞め時サイン⑥ライフイベントが発生する
意外かもしれませんが、「ライフイベントが発生する」時は、仕事を変えるタイミングだったりします。
なぜなら、ライフイベントが個人の生活や価値観に大きな影響を与え、それが仕事にも影響を及ぼす可能性があるからです。
結婚、出産、育児、親の介護などのライフイベントは、仕事との両立が難しくなることがあります。
僕の場合、結婚を期に生活のリズムが一変してたことにより、独身時代の働き方が合わなくなり転職しました。
ライフイベントが発生した場合、自分自身の生活バランスを見直し、必要であれば仕事を辞めることを検討するべきです。
仕事の辞め時サイン⑦仕事のモチベーションが続かなくなる
「仕事のモチベーションが続かなくなる」ことは、仕事を辞めるべきサインの一つです。
なぜなら、仕事に飽きてしまっている可能性があるからです。
モチベーションが続かない仕事(例)
- 毎日同じルーティン作業
- やったことのある仕事をこなしている
- 評価されない仕事をしている
僕の場合は、上記のような仕事を続けるとモチベーションが低下するため、自身の成長を考えると転職などを検討するのがよいです。
個人的には、同じ作業を毎日続ける仕事は耐えられないので、すぐ飽きてしまいます。
モチベーションがなくなってきたと感じたら、仕事の内容を見直すきっかけかもしれません。
仕事の辞め時サイン⑧先輩を見ても希望がみえない
「先輩を見ても希望が見えない」場合、それは仕事を辞めるべきサインの一つです。
先輩を見て、こんなことを思ったことありませんか?
先輩を見て思うこと
- 幸せそうに見えない
- 仕事のしすぎで苦しんでいる
- やりたくない仕事をさせられている
上記のようなことを思い浮かべてしまうのであれば、自分も同じ道を歩むこと可能性は高いです。
僕も3つ上の先輩の働き方をみて、ずっとここで働き続けるのは想像できないな。と感じました。
先輩をみて、よい将来を思い描けないなら、転職を検討しましょう。
仕事の辞め時サイン⑨会社に居場所がなくなる
「会社に居場所がなくなる」ことも、仕事を辞めるどきサインです。
なぜなら、会社側や上司が自分を必要としていない可能性があるからです。
残酷かもしれませんが、居場所がなくなってしまうことは、往々にしてあります。
僕の場合は、施工管理職だったのですが、休職し、他部署配属となっていました。それなりに満足していたのですが、しばらくすると施工管理に戻るようお達しが来ました。
僕は、ライフワークバランスが悪くなるので、施工管理には戻りたくないと思っていましたが会社の方針としては変わらず、居場所がないと思い転職を決断しました。
会社で自分が望まない仕事しかできない、つまり会社に居場所がなくなってしまったら、転職を感がざる得ない状況になってしまいます。
仕事の辞め時サイン⑩今より良い環境があると知った
最後の10つ目は、「リアルに今より良い環境があると知った」場合です。
今働いている環境より、下記のような職場があったら、あなたはどう思いますか?
より良い環境の条件
- 今より高い給与
- ワークライフバランスが抜群によい
- 自分のスキルを活かせる仕事
- 成長の機会が多い職場
- 人間関係が良好
もし、上記の条件が全て揃っているとわかっていれば、誰しも転職を検討しますよね。
ポイントは、「リアルに」というところで、理想ではなく、実際の求人で、よりよい条件を知ることが重要です。
僕も、転職エージェントでよりよい条件の職場を見つけ、いっきに視界が開けた感覚になったのを今でも覚えています。
リアルに今より良い環境があると知ることができれば、後は行動するだけ。仕事をやめるサインです。
仕事をやめなさいのサインが出た時の注意点
次に、サインが出た時の注意点を話しておきます。
すぐ転職ではないんですね。
転職は目的ではなく手段である
転職は、目的ではなく手段であることを覚えておきましょう。
なぜなら、転職ありきで考えてしまうと選択肢の幅が狭まるからです。
僕の場合、以下のような目的がありました。
転職の目的(例)
- ライフワークバランスをよくしたい
- 施工管理の経験を生かせる職場で働きたい
もし今の会社で部署異動してライフワークバランスが改善するなら、転職ではなくても良い訳ですよね。年収アップが目的であれば、副業などの選択肢も取ることができます。
転職だけが解決手段ではなく、自分が何を実現したいのか、どんな価値観を大切にしたいのかを明確にして、あらゆる選択肢を検討してみましょう。
次の転職先を決めてから退職する
退職は次の転職先を決めてからにしましょう。
職歴にブランクができず、収入も安定するからです。
しばらく休んでからという方もいますが、なかなか転職先が決まらなかったりすると、焦ってしまうのであまりおすすめできません。
また、次の転職先が決まっていれば、無用な引き止めなどに合わなくて済みます。どんなに引き止められても、次が決まっていますからね。
退職は、次の転職先が決まってからというのが、鉄則です。
仕事を辞めない方がいい人もいる
仕事を辞めるべきかどうかは、個々の状況によります。
一部の人々にとっては、現在の職場を続けることが最善の選択の場合もあります。
仕事を辞めない方がよい場合
- 人間関係に満足している人
- 給料や待遇が良い人
転職して会社に馴染めなかったり、思ったより成果があげられず、上記のような環境が失われるリスクはあるので、転職するリスク、転職しないリスクをよく比較する必要があります。
仕事を辞めるかどうかを決定する前に、自分自身の状況を冷静に評価し、必要であれば転職エージェントなど専門家の意見を求めることも重要です。
直感を信じる
仕事を辞めるなど、大きな決断をする時は、直感を信じたほうがよいです。
直感は、あなた自身の経験や知識がベースとなり導き出されているからです。
「仕事を辞めた方がいい」と思っているときは、その感覚はほぼ当たっています。
僕も、心の底から仕事やめたほうがいいと思った感覚に間違いがなかったことを今は実感しています。
何か大きな決断をする場合、直感はかなり信用できます頭の片隅にでも入れておきましょう。
仕事をやめるかどうか決断する手順
それでは、確実に仕事をやめると決断するための手順を解説します。
お願いします!
【STEP1】まずは「休職」をして心身ともにリフレッシュする
仕事を辞める前に、まずは「休職」を考えてみましょう。
休職は、雇用関係を解消せずに、一定の期間、休養できる制度であり、自分自身の心身の健康を回復させるための時間を確保することができます。
休職を勧める理由は、心身ともにリフレッシュした状態じゃないと正常な判断ができないからです。
休職期間中には、自分自身と向き合う時間が増え、自分が何を実現したいのか、どんな価値観を大切にしたいのかを明確にすることができます。
僕自身も休職した経験があります。休職した時間があったからこそ、転職の選択肢が生まれました。
休職制度は企業ごとに異なるため、休職を考える場合は、自分が勤めている会社の就業規則を確認しておきましょう。
【STEP2】転職ではなく「転職活動」から始め情報収集する
心身ともにリラックスできたら、「転職」ではなく「転職活動」を始めてみましょう。
転職活動までとした理由は、転職はしなくても、どんな求人があるか知ることが重要だからです。また、求人を知るだけの活動なので、デメリットがほぼありません。
僕の場合、具体的な求人を紹介してもらうことで、次に進むべきキャリアを鮮明にイメージすることができました。
求人を探す方法は、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントを使うメリット
- 完全無料で利用可
- 非公開求人など優良求人を紹介
- 書類添削
- 面接対策
- 日程調整
- 年収交渉
特に優良求人を探したい場合、転職サイトでヒットしない非公開求人を狙いに行く必要があるので、必ず利用するようにしましょう。
僕は、リクルートエージェントを利用して転職しました。
日本最大手の転職エージェントで、転職支援実績No1。求人数も多く、全業界に精通しているので、転職初心者なら最初に登録しておくべきサービスです。
その他のおすすめ転職エージェントは、こちらの記事で解説しています。
【STEP3】転職するしないのメリット・デメリットを比較する
最後に『転職するメリット・デメリット』と『転職しないメリット・デメリット』を考えてみましょう。
どんな選択にもリスクは必ず存在します。
リスクをどれだけ取って行動できるかが非常に重要で、必要以上にリスクを恐れては、転職後の明るい未来を逃してしまう可能性があります。
転職する | 転職しない | |
メリット・デメリット | ・ライフワークバランス◎・年収〇・立場◎・人間関係?・慣れ× | ・ライフワークバランス×・年収◎・立場△・人間関係×・慣れ〇 |
僕の転職する時のメリット・デメリットを比較してみました。
転職することに関して、人間関係は不確定要素なのでリスクですが、ライフワークバランスがかなり改善することがわかっていたので、かなりメリットが大きいことがわかります。
一方転職しない場合、年収はいいものの、ライフワークバランスの改善は見込めないことが明らかなので、将来を考えると、転職した方がメリットがありそうと判断しました。
このように、自分が大切にしたいキーワードにして、メリット・デメリットを把握すると、どちらの選択がよいか見えてきます。
仕事を辞めるかどうか迷っている人は、メリット・デメリットを必ず比較してみましょう。
リスクの取り方について、こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしてみて下さい。
【参考】仕事をすぐ辞めてもいいなら「退職代行」を利用する
最後に参考ですが、仕事をすぐに辞めたいと感じているなら、退職代行サービスを利用すれば「今すぐ」仕事を辞めることができます。
退職代行サービスは、あなたの代わりに退職の手続きを行ってくれるサービスであり、会社に直接連絡を取らずに、最短即日で仕事を辞めることができます。
退職代行を利用すべき人
- とにかく今すぐやめたい
- 上司に退職を報告するのは無理
- 会社に連絡せず辞めたい
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ただし、費用がかかってしまいますし、会社との関係性は終わってしまうので、利用についてはよく考える必要があります。
利用する際は、弁護士が監修しているサービスだと安心です。
おすすめは、こちらの記事で解説しています。
まとめ
それでは、まとめです。
仕事のやめどきがわかる10のサインを紹介しましたが、僕の経験上、複数当てはまるようになれば、転職など環境を変える検討をした方がよいです。
やめると決断する手順は、以下の通りです。
やめるかどうか決断する正しい手順
- 休職して心身共にリフレッシュする
- 転職ではなく転職活動で情報収集
- 転職するしないのメリット・デメリットを比較する
まずは、正常に判断できる状態にし、転職エージェントを利用して、未来の職場の情報収集を始めましょう。紹介された求人を元に、転職のメリット・デメリットを比較すれば、今の仕事をやめるか決断することができます。
自分の直感は、案外正解だったりするので、気持ちのままに行動することをおすすめします。
では、また。
今回紹介した転職エージェント
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