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施工管理の残業が多い理由は?ホワイトな職場と比較し本質部分を検証

セコカンくん
セコカンくん

いわん太さん!残業時間が多すぎて悩んでます。

いわん太
いわん太

施工管理は残業時間が多くて有名だからね。

  • 残業が多すぎるんだけど、訳がわからん!
  • 他の企業もこんな働き方なの?
  • 今後もこの状況続くの?

施工管理は残業や休日出勤が多い職種で有名です。未経験で就職した方は想像以上で面を食らっているかもしれません。

いわん太
いわん太

僕は設備施工管理の現場所長を経験し、現在は発注者として働いています。

≫詳細プロフィールはこちら

本記事では、なぜ施工管理の残業が多いのかホワイト企業と比較しつつ、今後施工管理の働き方は改善されるのか徹底解説します。

この記事を読むと施工管理の残業が多い本質的な部分が理解でき、施工管理で働くべきかも判断できます。

施工管理の忙しさは、規模×時期×数が重なることで尋常ではない忙しさになり残業が多くなります。DXで働き方の改善の方向に進んでいますが、今すぐ残業時間が激減することはまずないでしょう。

施工管理の残業の多さの本質的な部分について詳しく解説しているのでぜひ最後まで読んで見て下さい。

施工管理の残業が多い理由3選

セコカンくん
セコカンくん

なんでこんなに残業が多いんですか!

いわん太
いわん太

その原因について説明していくね。

1.規模×時期×数が重なるから

いわん太
いわん太

実は全ての現場が大忙しというわけではありません。

もちろん忙しいのは忙しいのですが、ある条件に当てはまればという条件が付くと思います。

これは完全にいわん太の経験則によるのですが、施工現場には忙しさは現場の規模×時期×数となると考えます。

施工管理の忙しさ

規模:大規模現場だと無条件に忙しい

時期:特に乗り込み時期と竣工前は特に忙しい。

数 :小規模案件でも数をかかえるとそれだけで忙しくなる。

現場の規模

大規模現場は特に忙しいです。

中規模でも忙しいのですが、大規模現場の比でありません。

とにかく大きな現場は多くの関係者が関わりますし、工程や図面の変更も日常茶飯事です。

また、大規模になればなるほど工程は遅れていく傾向にあります。

地下工事がある場合、掘削や基礎工事に遅れが生じるとそのまま上棟後の工事にしわ寄せがきます。

そうなると竣工までに何とか終わらせようと、昼夜問わず工事をしなかればいけません。

これを現場では炎上しているといいます。

大都市の高層ビルはその典型例でしょう。

現場の規模は、施工管理の忙しさで大きな要因となります。

一方、ホワイトな職場は適切な規模または、適切な人員を配置してくれているので火を噴くように忙しくなりにくい。あっても少しの期間だけという環境になると考えます。

現場の時期

現場は、最後の竣工間際がピークとなります。

竣工間際は、工事の追い込み、検査、その是正などの対応が多くなるからです。

特に工程が遅れている現場はしわ寄せがきている状態のなので泊まり込みで対応することも多いです。

また立ち上げ時も人数がそろっていないことと、検討事項が多くあることから忙しくなる傾向があります。

ホワイトの場合、そもそも締め切りがなかったり、あっても余裕を持って対応できるような工程だったりするので比較的追い込み具合が違う印象です。

現場の数

ある程度経験を重ねると小規模の工事でも多くの工事を掛け持ちしている場合があります。

営繕工事はその最たる例で担当物件を持つと、クレーム対応や小修繕の担当しなければなりません。

これは、現場をこなせばこなすほど増えていくのでどんどん増えていく傾向にありますので、

人に振れなければどんどん忙しくなってしまいます。

これはどんな職場もいっしょかもしれませんが、数に対して人員などで確りカバーしている企業はホワイトといえます。

2.QCDSを管理するのは大変だから

いわん太
いわん太

施工管理の QCDS は多岐にわたりすぎます。

QCDSとは、Quality(品質)、Cost(原価)、Delivery(工期)、Safety(安全)の頭文字をとった用語で、工場の管理や建設現場での管理でよく使われる用語です。

このQCDS管理するのが施工管理の主な仕事です。

各項目、4M(人、設備、方法、製品・原材料)について管理することが求められます。

QCDS

Quality(品質):施工方法や検査方法etc
Cost(原価):仮設材、人工計算etc
Delivery(工期):人、モノの手配etc
Safety(安全):足場や作業車、朝礼、安全大会etc

これらを管理するための現場の段取りはもちろんのこと、大量の写真撮影や資料作りなど施工管理者がやらなければいけない業務はどんどん増えていっていると言えます。

» 施工管理の詳しい仕事内容はこちら

3.就労時間と現場可動時間とのギャップがあるから

いわん太
いわん太

現場の稼働時間と就業規則の時間とギャップがあります。

会社にもより一概には言えないのですが、現場の稼働時間と就業規則に記載してある時間が違うことが多々あります

現場によって開始時間が違うのもあるのでしょうが、個人的にはかなり違和感がありました。

就労時間と現場可動時間

現場の通常の稼働時間は、8:00-17:00であることが多いですが

着替え、事前準備、職人さんの受け入れ、事務所から現場への移動時間など

を考えると30分~1時間前には事務所にいるパターンが多いです。

そうなると、8:30始業であれば朝の時点で1時間近く残業をしている計算になります。

ちりつもで、一ヶ月換算で稼働を20日としたら20時間残業しているのです。

これって結構問題だと思うんですよね。

残業に含まないって会社もあるかもですが、次のパートで説明しますが基本NGです。

ホワイト企業ではそのような考え方は許されません。

そして夜の残業です。

基本17:00に現場が終わってから次の日や先々の工事の段取りを始めます。

仮に8:30-17:00の会社で、21時まで残業すると

朝1時間、夜4時間でだいたい5時間。

これを20日繰り返すと100時間となるわけです。

繁忙期になると、終電で帰れればいい方なのでもっと時間は多くなります。

朝も長く、夜も長いのが建築現場特有の働き方だと思います。

土日・祝日の取り扱い

これは発注者の条件によりますが、

短工期のほうがコストも圧縮できることから大多数の現場は土曜、祝日も稼働しています。

年間で休日が何日あるかと言うと、以下の通りとなります。

間休日120日以上(土日104日+祝日15日=119日

もし全土曜日出社すれば、50日くらい休日出勤がある計算になります。

時間換算にすると、

8時間×50日=400時間

となります。

以上のことから現場の条件によって残業は確定事項ともいえるかもしれません。

下記の記事で、大手企業の年収と残業時間を徹底検証しているので参考にしてみて下さい。

施工管理の残業時間をホワイト企業と比較

Map lying on wooden table
いわん太
いわん太

次にいわん太のいるホワイトと比較してみます。

どちらも経験した勤務時間なのですが、誤差はあまりないと思います。

ホワイト企業についての定義はこちらの記事で詳しく解説しています。

» 施工管理でホワイトな企業は存在する?

残業時間

ホワイト企業との比較

【施工管理】100時間超:1日6時間以上

【ホワイト企業】30~40時間:1日2時間くらい。

ホワイト企業でも残業が全くないということはありません。

当然繁忙期などがあり、それなりに残業することはありますがそれが常態化することはまずありません。

休日の扱い

ホワイト企業との比較

施工管理】土曜日、祝日は基本なし。

【ホワイト企業】たまに出勤するが、振替休日で完全消化。

施工管理の休日出勤は本当に大変と思います。

正直これがなくなるだけでだいぶ労働環境は改善されると思います。

週2日は休まないと、疲れもとれませんし平日の効率も悪くなります。

業界全体の動きとして、現場の週休2日制の動きはあるみたいので期待したいですね。

残業代

ホワイト企業との比較

【施工管理】36協定内に収まるようにサービス残業

【ホワイト企業】完全にフルでつける。PCログ+ビル入館ログの差も管。

これは建設業だけではなく、多くの会社がサービスでつけていることが多いかと想像しています。

しかしホワイト企業は、コンプライアンスの観点からサービス残業には相当厳しい印象があります。

これは企業の倫理観だったり、慣習みたいなものもあるかもしれません。

施工管理の働き方は改善されるのか

労働基準法の法改正

いわん太
いわん太

現在、建設業は労働基準法の移行期間である知ってましたか?

2019年4月に労働基準法の大幅な改正があり、
原則、下記の時間をベースにすることが決まっています。

月45時間、年360時間

ただ、建設業にいきなりこれをやれと言われてもできないので5年の猶予期間を設けています。

このリミットが2024年の4月です。

つまり、2024年以降、現行の働き方をしている企業には罰則が設けられます。

なので、大手企業は確りと対策をしているはずです。

なので、少なくとも後2年くらいで環境が激変する可能性はあるでしょう。

ただし、具体的にどういった取り組みになるのかは定かではありません。

現場を取り仕切る元請から改善しないと解決できない部分が多くあるため、スーパーゼネコンの手腕に期待が高まります

また、発注者側の理解も欠かせないポイントになるかと思います。

作業員の働き方を優先させると、工期が伸びるのは間違いないので

DX

いわん太
いわん太

DXは必須です。けどまだまだ時間がかかりそうです。

これは建設業界だけではなくす全ての業界に言えることですが、

やはりDXを利用しながら効率化を進めることは必須の考え方となります。

ただ、実際の現場作業は人間が行っているということに変わりがありません。

これがすぐ解消されることはないと考えます。

なので、人手不足に対する解決策の即効性はないのでどうなるか注目です。

まとめ

いわん太
いわん太

それではまとめです。

まとめ

・残業が多い理由
→現場の忙しさは規模×時期×数による。QCDSを管理するのは大変。

→現場の稼働時間と就労時間のギャップも大きい

・ホワイト企業との比較
→残業時間、休日、残業代は大きく違う

・施工管理の働き方は改善されるのか

→2024年以降はよくなる可能性はある。DXにも期待だがすぐにはかわらない

では、また。

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