いわん太さん、転職しようか悩んでいます。
誰しも悩むよね。
- 施工管理から転職しようか悩んでる
- 自分の実力や経歴で転職して上手くいくか不安
- おすすめの転職先があれば教えてほしい
施工管理に限らず、誰しも今働いている環境を変えることは不安なものです。
僕は施工管理から異業種のファシリティマネージャーに転職して発注者として働いています。
本記事では、転職するか悩んでる時に知っておくべきことやおすすめの転職先について解説します。
この記事を読めば、転職することの重要性がわかり新しいキャリアの第一歩を踏み出すことができます。
考えるべきは長期的なキャリアです。転職にはリスクもありますが、転職が当たり前の時代に転職しないリスクのほうが年々高まっていることをまず押さえておきましょう。
すぐに転職を考えていなくても、転職エージェントを上手く活用して情報収集するのはビジネスパーソンとして必須のスキルになってきています。
まだの方は必ず登録しておきましょう。
施工管理が転職するか悩む時絶対知っておくべき5選
転職するか悩んでいる時、考えておくべきことは次の5つです。
気になります。
転職しない選択がリスクになる可能性がある
転職しない選択がリスクになる可能性があることは、必ず押さえておきましょう。
転職をしないリスクは以下の通りです。
転職しないリスク
- 今いる会社への依存度が高くなる
- 自分自身のキャリアを狭める可能性がある
- 年齢を重ねるごとに転職しづらくなる
- モチベーションが保ちにくくなる
転職に対する不安やリスクは想像しやすいですが、転職しないことのリスクは意外と考えていないことが多いです。
転職の選択肢がないと職を失うことの恐怖心から会社への依存が高まったり、キャリアを狭めてしまう可能性があります。また、年齢を重ねるごと転職することに消極的になったり、ずっと同じ職場だとモチベーションも保てなくなるケースもあります。
転職しない選択が、今後のキャリアに悪影響を及ぼすリスクがあるので注意が必要です。
でも転職するリスクもありますよね?上手くいくか不安です。
その通りです。なので、自分にとって何が、適切なリスクか見極める必要があります。
転職するにしてもしないにしてもリスクは必ず存在します。
そのため、「転職するリスク」と「転職しないリスク」どちらが自分にとってよりよい選択か見極める必要があります。
なぜなら、適度にリスクを取らないと相応のリターンは得られないからです。
有名なユダヤの教典タルムードには、こんな話があります。
難破船と3人の乗客
ある船が嵐に遭って難破し、フルーツの多く実る島に流れつきました。船は壊れていたので修理してから出航することになりました。船を修理している間、3人の乗客は以下の通りの行動をとりました。
・乗客A:修理がいつ終わるかわからなかったので取り残されないように船から降りない。
・乗客B:船が見える範囲でフルーツを食べて船の修理が終わる様子伺いながら過ごす。
・乗客C:船の修理に時間がかかると踏んで島の奥地まで入って大量のフルーツを食べる。
この乗客A,B,Cの結末は以下の通りです。
・乗客A:栄養失調で病気になり航海の途中に死んでしました。(リスクを取らない)
・乗客B:何とか厳しい航海に耐え目的地に到着しました。(適度なリスクをとる)
・乗客C:船に置いて行かれ一生無人島で過ごすことになりました。(リスクを取りすぎる)
この話の教訓は、適度にリスクを取ることが最高の結果をもたらすということです。
過剰にリスクを嫌い、リスクを負わない決断を続けてしまうと乗客Aのようになってしまう可能性があることを肝に銘じておきましょう。
適切なリスクの重要性は、こちらの記事で詳しく解説しています。
転職未経験者の市場価値はどんどん下がっていく
転職未経験者の場合、年齢に応じて転職市場での価値が下がってしまう可能性が高いので注意が必要です。
市場価値が下がってしまう理由は以下の通りです。
市場価値が下がる理由
- 新しい職場に適応できるか未知数だから
- 違う会社や業種で前職と同じような成果があげられるかわからないから
転職を1回でも経験していれば適応力や実績に説得力が増すのですが、転職未経験者は1社でしか経験がないので採用担当からすると未知数の人材となってしまいます。
変化の激しい令和の時代、同じ仕事しかできない人や変化を恐れるマインドセットの人は、年齢を重ねるごとに評価が下がってしますのは仕方がないことです。
転職したことがない人は、相対的に転職市場での価値が下がってしまうことを覚えておきましょう。
特に建設業は終身雇用の働き方が根付いている企業が多いので、施工管理は転職を前提としたキャリアプランを自分自身で考えておく必要があります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
施工管理が転職を考えるタイミングはだいたい一緒
施工管理が転職を考えるタイミングは、以下の3つであることが多いです。
施工管理が転職を考えるタイミング
- 施工管理の働き方に限界を感じた時
- ライフイベントがあり人生の優先順位が変わった時
- 次のステージにキャリアアップしたい時
まず多いのは、施工管理という働き方に限界を感じて転職するパターンです。あまりのきつさに転職してしまう人は数多く見てきました。また、結婚や出産といったライフイベントがあった時も転職を決断するタイミングです。
僕も結婚を期に転職を決断しました。
年収アップやキャリアアップなど考え発注者など異業種にキャリアチェンジすることも多いです。
施工管理が転職を考えるタイミングはだいたい同じなので、今転職を考えているならちょうどよいタイミングなのかもしれません。
施工管理のキャリアチェンジについてはこちらの記事で解説しています。
施工管理は転職しやすい職種なので戻ってきやすい
施工管理は転職しやすい業界なので、また施工管理をやりたいと思ってもすぐ戻ってくることができます。
なぜなら、施工管理の有効求人倍率は5倍だからです。つまり、5社の求人に対し1人しか応募がないくらい人手不足ということです。
いつでも施工管理の仕事に戻ってこれるなら、最悪次の職場が合わない場合でもまた施工管理をすれば良いだけの話です。
施工管理は転職しやすい職種なので、いつでも戻ってこれるということは覚えておきましょう。
施工管理から転職するなら異業種がおすすめ
施工管理から転職するなら異業種がおすすめです。
異業種がおすすめな理由は以下の通りです。
異業種転職がおすすめの理由
- 市場価値が上がりやすい
- 異なる業種で働くとキャリアが広がる
- 同じ職種で続けるリスクを回避できる
施工管理と違う別の業種を経験している人材は希少なので市場価値があがりますし、何より自分自身のキャリアが広がります。
また、同じ職種で働き続けると何かしら理由で働くことができなくなった場合、キャリアの選択肢が少なくなります。
僕も建設業から金融業という異業種に転職してキャリアが広がりました。
せっかく施工管理から転職するなら異業種転職でキャリアアップすることをおすすめします。
施工管理おすすめの転職先
おすすめの転職先はありますか?
発注者へ転職するのがおすすめです。
施工管理のおすすめ転職先は次の4業種です。
異業種転職がおすすめの理由
- ファシリティマネジメント、プロパティマネジメントなどの不動産管理職
- ディベロッパー
- 発注者支援業務
- 公務員
キーポイントは、発注者です。
発注者は建設業の上流工程なので、ライフワークバランスも取りやすく、施工管理の経験も生かすことができるのでおすすめです。
この中で一番おすすめしたいのが、ファシリティマネジメントやプロパティマネジメントなどの不動産管理職です。
特にファシリティマネジメント職がおすすめです。仕事内容は一言でいうと、『経営資源であるファシリティを最適化し経営に貢献する仕事』で、大きく分けて「運営維持業務」と「プロジェクト管理業務」があります。
その他のディベロッパーや発注者支援業務、公務員などもおすすめです。
詳しい仕事内容やおすすめの理由についてはこちらの記事で解説しています。
施工管理が転職に失敗しない手順3STEP
では実際に異業種に転職する3STEPを解説します。
教えて下さい!
【STEP1】自分の軸を明確にする
まず始めに自分自身がなぜ転職したいのか、次の職場に何を求めているのか転職の軸を明確にすることは非常に重要です。
なぜなら、全ての条件を兼ね備えた職場はほぼないからです。
実際に周りを見渡して、給与高く、ライフワークバランスもよい、その上仕事が楽といっている人はいるでしょうか。
そんな仕事はほとんどないのである程度条件を絞るということを理解する必要があります。高望みしすぎるといつまでたっても転職先が見つからないかもしれません。
具体例としては、次の通りです。
譲れない条件の具体例
- 今の職場は働きすぎて限界。次の職場ではワークライフバランスは絶対に譲れない。
- 今の職場は安月給で限界。多少仕事が大変でも次の職場は給与が高いところがいい。
- 人手不足が顕著でどんどんシワ寄せが来ている。安定してる大企業に行きたい。
いくつも譲れない条件があると思いますが、ポイントは譲れない条件の中でも順位付けをすると自分の転職の軸が明確になります。
僕の場合、ワークライフバランスを第一優先で転職活動をしていました。
自分の軸が明確になれば転職先に求めるポイントが明確になるので、求人を絞りやすくなります。必ず押さえておきましょう。
【STEP2】施工管理で実績を作る
施工管理からの転職には、転職市場で評価される実績が必要です。
なぜなら、企業から求職者に求めているものは施工管理で培ってきた専門性だからです。
転職市場で評価される実績は以下の2つです。
施工管理の実績
- 資格を所得(1級施工管理技士)する
- 現場所長(現場代理人)を経験する
発注者の求人は、多くの企業で1級施工管理技士を取得していることが応募基準になっていることが多いです。1級建築士を必須とするところもあったりするので、資格を取得しておくに越したことはありません。
また、現場代理人の経験は誰しもなれる訳ではないので必須ではないですが、経験する機会があれば大きな強みになります。
自分の施工管理キャリアでどんな実績を積めたのか、資格と現場所長の経験という2つ観点から考えてみて下さい。
【STEP3】施工管理からの転職に強い転職エージェントに登録し非公開求人を狙う
最後に転職エージェントに登録して非公開求人を狙いましょう。
転職エージェントを利用する利点は以下の通りです。
転職エージェントがオススメの理由
- 転職市場に参加することで自分の市場価値がわかる
- 求人情報が充実している
- 非公開情報を紹介してもらえる
- 応募書類や面接の日程調整など手厚い転職サポートを受けれる
- 年収交渉をしてもらえる
とはいえ、メリットは紹介したものの実際人間は切羽詰まっていないと簡単に環境を変えたりしないものです。
まだまだ転職エージェントに登録しなくていいと思っていませんか?
…まだいいかなって思ってました。
異業種転職に興味があるなら、小さな一歩として情報収集だけでもすぐに始めてみることをおすすめします。
施工管理から異業種に転職する場合、FM職などの発注者のポジションが現実的です。発注者は非公開求人であることが多く、定年などによる人員補充などで枠も少ないことが多いので市場を常にウォッチしておくことが重要です。
もし今自分にぴったりのホワイト企業の求人が掲載されていても行動していなければホワイト企業に巡り合うことすらできません。すぐに転職しなくても、今の自分の実力でどんな企業で働けるのか知っておくだけでも大きな第一歩です。
人気Youttuberの両学長も『転職活動はデメリットなし』と言っているように、ノーリスクで自分の人生を変えられるチャンスなので今このタイミングで少しだけ行動してみませんか?
おすすめの転職エージェントを厳選していますので、まずは登録してどのくらい求人があるかから探してみましょう。
転職エージェントについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事で確認してみて下さい。
また、始めるところから退職するまで知りたいといった方はこちらの記事で完全解説しています。
まだ施工管理から転職を考えていない場合はスカウト型転職サイトに登録
でも、やっぱ転職まで考えてないですし…
だったら、スカウト型の転職サイトだけでも登録してみたら?
スカウト型転職サイトは、経歴やスキルを登録しておくだけで、企業やヘッドハンターからスカウトくるプラットフォームです。
特にリクルートダイレクトスカウトは、期限はなく無料で利用できるので、まだ検討段階だから転職エージェントに登録するほどでもないと思っている方にはおすすめです。
僕も登録しており、定期的にスカウト内容を確認しています。電話などでゴリゴリ勧誘などはないので安心して利用できます。
まとめ
それではまとめです。
施工管理が転職するときに知っておくべきことは次の5つです。
転職エージェントがオススメの理由
- 転職しないリスクもある
- 転職未経験は市場価値が下がる
- 施工管理の転職タイミングはだいたい一緒
- 施工管理にはいつでも戻ってこれる
- 転職するなら異業種がおすすめ
転職しないことにもリスクがあり、市場価値が下がってしまう可能性さえあります。今後のキャリアでは、転職を上手く利用できるかできないかでキャリアが大きく変わってしまう時代です。
おすすめは発注者です。
自分の軸を定め、自分の実績を確認し、転職エージェントを活用して自身のキャリアを切り開いていきましょう。
では、また。
クローズな環境で質問したい方は、こちら。
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