いわん太さん。施工管理がきつすぎます。すぐ辞めたいんですけど…
1度冷静になってロジカルに考えてみよう。
- 施工管理が思っていた仕事内容ではなかった
- 配属ガチャ、上司ガチャでハズレ引いてしまった
- シンプルにきつすぎて耐えれない
施工管理をすぐ辞めたいと思うのは、施工管理で働いたことがある方であれば誰しも一度は考えることですよね。
僕はFラン大卒のブラックな建設業から異業種の大手ホワイト企業に転職を成功させました。
この記事は、施工管理をすぐ辞めるのはありか、ロジカルに判断する方法や辞めてもいい理由、基準、タイミング、おすすめの転職先まで詳しく解説します。
記事を読み終えると、すぐ辞めるかどうかロジカルに判断できるので悩むことがなくなります。
転職のリスクとリターン、サンクコスト効果の考え方を知っておけば目先のことだけでなく将来を考えた選択ができます。
辞める辞めないに関わらず知っておいて損のないことなのでぜひ読んでみて下さい。
施工管理をすぐ辞めるか判断する方法2選
すぐ辞めるかはロジカルに判断しましょう。
ぜひやり方を教えて下さい!
リスクとリターンを把握して判断する
施工管理をすぐ辞めるか判断するには、リスクとリターンを把握して判断しましょう。
なぜなら、どんな判断にも必ずリスクとリターンがあるからです。
施工管理をすぐ辞める場合は、以下の通りです。
【リスク】
・すぐ辞めると次いい職場に転職できる保証は無い
・スキルが身に付いていないままやめてしまう
・周りに逃げたと思われる
以上のようなリスクが考えられます。
一方、リターンは以下の通りです。
【リターン】
・ホワイト転職できればワークライフバランスもよくなる
・違うスキルを身につけることができる
・嫌な思いをしながら働かなくてよくなる
リスクに対してのリターンを考えると、前向きになりませんか?
物事を判断する時は適切なリスクをとりつつ、リターンをとるのが鉄則です。
施工管理をすぐ辞めてよいかは、今の自分が抱えているリスクとリターンを把握して判断するようにしましょう。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
サンクコスト効果が意思決定に影響していないか確認する
次に、施工管理をすぐ辞める意志決定に、サンクコスト効果が影響していないか確認しましょう。
サンクコストとは、どんな意志決定をしても回収できない費用のことです。
サンクコストによって、今後の意思決定に影響を与えることを、サンクコスト効果といいます。
この考え方は経営者など重要な選択を決断する時などに使われる思考法です。
少し分かりにくいので、具体例を出します。
【事例1】
サッカー観戦のプレミアムチケットを30000円で購入し、楽しみにしていました。
ただ、残念なことに当日風邪をひいてしまい、外出するのが困難な状況になってしまいました。
上記のような場合、皆さんであればどんな判断をするでしょうか。
だいたいは以下の2パターンになります。
①今回は諦めてしっかり寝て休む。
②高額チケットのため、体調が悪くても観戦しに行く。
①の場合、明日以降のことを考え自分の体調を優先させ家で休養しました。当然、30000円はパーになりました。
一方、②の場合は、30000円がもったいなく感じ、体調が悪いにもかかわらず観戦しました。
体調が悪い中観戦してしまったため、心の底から楽しめないし、今後さらに体調を崩し仕事やその後のスケジュールにも影響がでてしまいました。
②を選択した人は30000円を気にするあまり、その瞬間のベストな選択をできなかったことになります。
これがサンクコスト効果です。サンクコストは金銭だけでなく時間や自分の労力にも当てはまります。
次の事例はどうでしょうか。
【事例2】
設計的な仕事をしたくて今の会社に新卒で入社。入社してフタを開けてみれば施工管理の配属で、自分のやりたい仕事ではなかった。
今後もすぐに設計部に配属する可能性は少なく辞めようか悩んでいるけど、折角苦労して内定をもらった大手建設会社なので、すぐに辞めるのももったいなく感じている状況。
この場合、サンクコストに当たるのは苦労して内定をもらった部分に当たります。
最良の判断をする時には、苦労したことは判断材料に入れず辞めるか考えることが、正解なのです。
もし苦労して入ったことを考慮してしまうと、すぐに辞める判断は難しいでしょう。
物事を判断する時には、サンクコスト効果がないか必ずチェックするように心がけましょう。
施工管理をすぐ辞めるのが大丈夫な3つの理由
次にすぐに辞めてもいい理由について解説します。
ぜひお願いします。
施工管理を半年程度で辞める決断をしても経歴にほとんど影響がないから
一番不安に思っていることかもしれませんが、たとえ半年とかで辞めても経歴への影響はほとんどありません。
なぜなら、転職が当たり前の時代になったからです。
転職するのが当たり前の時代なので、逆に転職歴がないほうが評価されないくらいです。
ただ、辞めた理由は明確にしておく必要があります。
施工管理からだと、以下のような理由です。
・働きすぎて身の危険を感じる
・法定の労働時間を超えて残業していた
・パワハラセクハラがひどかった
・ワークライフバランスを確保したい
・建築以外の仕事をしてみたい
1つだけ注意しておきたいのは、すぐ辞めることを何度も繰り返すのはNGです。
最初の1回目であれば企業側も普通のことだと認識していますが、2回も3回もすぐ辞めてしまうと辞め癖がついているとマイナス評価になってしまいます。
一回目であれば、すぐに辞めても今後のキャリアへの影響はほとんどありません。
施工管理をすぐ辞める決断をして後悔してる人がいないから
僕は、今まで施工管理をすぐに辞めて後悔したという人に会ったことがありません。
むしろ、辞めてよかったという人がほとんどです。
理由は、転職後の環境が施工管理よりよい環境だからだと推測します。
実際、僕の周りも本当に多くの人間が施工管理を辞めていっていますが、施工管理に戻りたい。施工管理を辞めて後悔したという話は聞いたことがありません。施工管理はむしろ辞めてよかった人のほうが圧倒的に多数派です。なのですぐに辞めてもなんの問題もありません。
辞めてよかったことについてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
会社を辞める権利は法律で保障されているから
まず会社を辞める権利は法律で保証されていることを知っておきましょう。
労働基準法では退職の2週間前までに退職届を出せばいつでも退職できることになっています。
・抜けられたら困る
・いきなりいわれても無理
・仕事を終わらせてから辞めろ
会社から上記のようなことを言われるかもしれませんが、あくまでも会社側の都合なので気にする必要はありません。
ただし、就業規則で1ヶ月以内に退職の意志を表示することが明記されていることが一般的です。
引き継ぎ期間などを考慮してのことなので円満退社を考えると就業規則に従うのがよいでしょう。
施工管理をすぐ辞めるべき人の特徴
すぐに施工管理を辞めた方がいい人もいます。
知りたいです。
体調やメンタルに支障が出ている人
・体調に異変
・精神的に追い詰められている
・セクハラ、パワハラがひどい
体調面、メンタル面に支障が出ているようであればすぐに辞めたほういいです。
なぜなら、支障が出たまま今の会社に勤務し続ける可能性が低いからです。
僕も体調面、メンタル面に限界を感じて施工管理を辞めました。
建設業界は厳しい環境で、向いている向いていないがはっきりする業界です。環境が変わって働き方が激変することもあるのですぐ辞めることを強くおすすめします。
施工管理が限界と感じている人
施工管理特有の仕事内容にストレスを感じ限界寸前なら、今この瞬間が辞めるタイミングです。
なぜなら、リスクとリターンを考えるとすぐに辞めたほうがメリットがあるからです。
今の仕事を続けて体を壊したり、精神的にやられてしまうリスクを考えると転職するリターンのほうがはるかに大きいです。施工管理は職人との人間関係や関係者との調整事項、工程管理など業務は多岐にわたり、とても大変な仕事です。また人材不足が続いておりすぐ辞めるメリットは挙げればきりがないくらいです。
ただし、転職先は確保しておく必要があります。なので辞めるために転職活動を開始しましょう。
最短ルートは転職エージェントに登録することです。最短で1、2ヵ月もあればよい職場に出会えます。
施工管理の仕事に興味が持てない人
施工管理の仕事に興味が持てない人は、すぐ辞めて次の仕事を探した方がいいです。
当たり前ですが、興味が持てない仕事を続けても、結局長続きしないからです。
施工管理の仕事は業種によっても違いますし、人によっては思っていた仕事内容と違い興味が持てない、ということはよくあります。
施工管理の仕事に興味が持てないなら、すぐに辞める決断をしましょう。
施工管理をすぐに辞める人が次の転職先を見つけるコツ
施工管理をすぐ辞める人が次の転職先を見つけるコツは、自分にあった転職エージェントを活用することです。
どんな種類があるんですか?
すぐ辞める場合でも在籍中に転職先を決めておく
すぐ辞める場合でも、なるべく在職中に転職先を決めておくことをおすすめします。
なぜなら、辞めてから転職活動をすると、働いていない期間ができてしまうからです。
早く次の転職先を決めたい焦りから、望んでいない求人を選んでしまったり安易に転職先を選んでしまいがちです。働いていない期間は無給になりますしおすすめできません。
できる限り在職中に転職先を決めておいたほうが安全です。
転職エージェントを利用して、次の転職先を事前に確保しておくことをオススメします。
【若手向け】第二新卒用の転職エージェントを利用する
社会人1~3年目の若手の方は、第二新卒に強い転職エージェントを利用しましょう。
第二新卒に強い転職エージェントの特徴は、以下の通りです。
・職歴がなくても求人を紹介してもらえる
・最短2週間ほどで結果が出る求人も多数あり
・経歴書や面接などフォローが充実
特に新卒で施工管理をすぐに辞めてしまった人は、第二新卒の求人に特化したエージェントを利用することで、比較的はやく優良求人にであうことができます。
オススメの転職エージェントは、こちらの記事で詳しく解説しています。
第二新卒・高卒向け転職エージェントおすすめ比較7選|未経験でも転職に失敗しないコツ【異業種向け】総合型転職エージェントを利用する
異業種に転職したい人は、総合型の転職エージェントを利用しましょう。
総合型の転職エージェントの特徴は、以下の通りです。
・建設業以外の業界・業種の求人を多数保有
・中小企業から大手企業まで幅広く取り扱っている
・大手企業の担当者なのでアドバイスの質が高い
総合型の転職エージェントは、建設業以外の求人を多数保有しており、企業規模も大から小までさまざまです。
たくさんの求人から自分に合った求人を選んでくれくれる質の高い担当者もいるため、安心して利用できます。
異業種・異業界に転職したい人は、総合型の転職エージェントを利用しておけば、間違いないです。詳しくはこちらの記事で解説しています。
発注者転職成功者が使う転職エージェント厳選4選|使い倒して内定率を上げる方法も解説【退職が揉めそうな向け】転職エージェントの紹介がある退職代行サービスを利用する
退職に揉めそうな方は、転職エージェントの紹介つきの退職代行サービスを利用するのもありです。
なぜなら、せっかく転職先を確保しても、退職する時に揉めたりすると面倒だからです。
退職代行サービスを使えば、100%退職できるので、次の転職先への心配事がなくなります。
おすすめの退職代行は、退職代行ガーディアンです。退職代行ガーディアンは、転職エージェントの紹介もあるので、退職手続きと並行して転職活動をすることができるのでおすすめです。
詳しくは、こちらの記事で詳しく解説しています。
退職代行ガーディアンの評判は?違法性なく失敗0な理由を口コミや体験談から検証まとめ
それではまとめです。
施工管理をすぐ辞めるか判断するには、リスクとリターンを把握することと、サンクコスト交換が影響していないか意識しましょう。
会社を辞めることは法律で定められている当然の権利で、1回とかであれば経歴に傷もつかないし、むしろ辞める人が多数派です。
健康面やメンタル面に支障が出ていたり、働くことに限界を感じているなら、すぐに辞めた方がよいです。
自分にあった転職エージェントを上手く利用して、次の転職先を確保しておくことが重要なので、必ず押さえておきましょう。
では、また。
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