施工管理は潰しが効かない仕事って本当ですか?
完全なデマです。
- 施工管理は潰しの効かない仕事って本当?
- 施工管理から異業種に転職って可能なの
- 施工管理のおすすめ転職先があれば知りたい
施工管理は潰しが効かない仕事だと言われることがあり、施工管理から異業種に転職することは難しいと考えている人は多いかもしれません。
僕は施工管理から完全異業種である金融業界のファシリティマネージャーという職種に転職しています。
本記事では、施工管理は潰しが効かないどころか異業種転職しやすい理由や転職を決断する理由、おすすめの転職先について解説します。この記事を読めば、施工管理のおすすめ転職先がわかります。
施工管理は専門性があり、パーソナルスキルがハイレベルで身につきます。厳しい労働環境で働いている忍耐力もあり潰しが効かない職種ではなく、むしろ異業種転職しやすい職種です。
施工管理は潰しが効かないどころか異業種転職しやすい理由
施工管理が潰しが効かないどころか、異業種転職しやすい職種です。
そうなんですか?
施工管理の専門性が評価されるから
施工管理の専門性は希少なスキルなため、建設業と親和性のある異職種・異業種で評価されます。
施工管理の専門性には以下のような要素があります。
施工管理の専門性
- 建設や電気、設備に関する知識とスキル
- 様々な用途や建物規模に対する専門知識
施工管理で習得できる知識は、専門性があり親和性のある職種や業種で非常に重宝されます。また、1級施工管理技士など専門的な資格を取得することで高い評価を受けることができます。
建設業と親和性のある職種・業種は以下の通りです。
施工管理と親和性のある職種・業種
- 設計、積算、営業、コンサルタントなど建設業内の違う業種
- 不動産業、金融業など不動産管理をする業界
建設業の施工管理以外の職種や不動産を管理する不動産業界、建物を多く所有している金融業界などが候補になります。
僕も金融業界で働ていますが、施工管理の経験をしっかりと生かせています。
施工管理で培った専門性は、施工管理と親和性のある異職種・異業種で評価されるので潰しが効かなくなることはありえません。
ポータブルスキルが身につくから
施工管理で働くと知らず知らずにポータブルスキルが身についています。
ポータブルスキルとは、どんな職業でも使える仕事の根幹となるスキルのことです。
施工管理では下記のポータブルスキルが身につきます。
施工管理と親和性のある職種・業種
- マネジメント力
- スケジューリング力(工程管理力)
- 決断力
- トラブル解決力
- 建設業の金銭感覚(予算管理)
上記のスキルは、日々の業務の中で確実に身についています。しかもこれらのスキルは他業種で身につけている人は少ないです。
僕は他業種に転職してみて、施工管理で身につけたポータブルスキルが強みになっています。
施工管理はポータブルスキルが身につくので、潰しが効かなくなることはないです。
厳しい労働環境で働くことができる忍耐力が身についたから
建設業の厳しい労働環境で働くことで、他業種・職業では味わえない忍耐力がついています。
なぜなら、施工管理より厳しい労働環境は希だからです。
いわゆる3Kといわれる建設現場はきつい仕事の代表格で、継続して働いていることがすごいことです。
僕も施工管理から転職して、労働環境の差を実感しています。
厳しい労働環境で働くことができる忍耐力は、施工管理が潰しの効く何よりの証拠です。
施工管理から異業種への転職を決断する理由
施工管理から異業種に転職する理由が知りたいです。
大きくわけて3つの理由があります。
施工管理のきつい仕事からライフワークバランスのよい仕事に変えたいから
施工管理はきつい仕事なので、ワークライフバランスをよくしたいと考えて転職する人は多いです。
施工管理のきついところは、以下の通りです。
施工管理のきついところ
- 長時間労働
- 3Kな労働環境
- 多岐にわたる業務
- 特殊な人間関係
施工管理のきつさは、個人で解決できる問題というより建設業界全体の問題であることが多いため、ライフワークバランスを改善するため転職を考えます。
僕の場合、結婚を考えた時にワークライフバランスのよい生活をしたいと考えました。
施工管理のきつさを改善するために、異業種への転職を考えることは多いです。
施工管理がきつい理由と、そのまま働き続けるか悩んでいる方はこちらの記事も読んで見て下さい。
施工管理に向いてないと感じたから
施工管理に向いていないと感じた時異業種への転職を考えます。
施工管理に向いていない人の特徴は、以下の通りです。
施工管理に向いてない人の特徴
- やりがいを感じない人
- ライフワークバランスを求める人
- 労働環境の良さを求める人
- 体力がない人
施工管理はきつい仕事なので、仕事自体にやりがいを感じない人は向いてないと判断できます。
やりがいを感じない人やライフワークバランスや労働環境の良さを求める人には不向きな仕事です。
まさに僕がやりがいを感じることができなかった人間でした。
施工管理に向いてないと感じた時、異業種への転職を考えます。
自分が施工管理に向いているか判断したい場合はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
転職あるあるの理由から
施工管理特有の理由だけではなく、転職あるあるの理由から転職を決断することも多いです。
転職あるあるな理由は、以下の通りです。
転職あるあるな理由
- 人間関係
- 年収
- 評価
- キャリアアップ
- 仕事内容
- 会社都合
- 家庭の事情
- 勤務地
上記の理由は、どの業種・業界においても転職理由あるあるです。
どんなによい企業でも人間関係が悪くなったり、給与・評価が低ければ転職を考えます。また、会社の倒産や家庭の事情など、どうしようもない理由で転職を考える場合もあります。
特に上司など人間関係で転職する人は本当に多いです。
今後のキャリアを考えたポジティブな転職理由など、さまざまな理由で施工管理から異業種に転職を決断します。
施工管理を辞めてよかったこと
いわん太さんが施工管理を辞めてよかったことはありますか?
正直数えきれないくらいあります。
施工管理を辞めてよかったことは、本当に数多くあります。
施工管理を辞めてよかったことは以下の通りです。
施工管理を辞めてよかったこと
- ワークライフバランスがよくなった
- 残業時間が短くなった
- 体調がよくなった
- 仕事が楽しくなった
- 労働環境がよくなった
激務だった施工管理時代に比べ仕事をする時間が減ったので、体調面・精神面が信じられないくらい改善されました。
正直、施工管理から転職して心の底からよかったと思っています。
施工管理を辞めるメリットはデメリット以上にたくさんあります。こちらの記事で詳しく解説しています。
施工管理から異業種に転職する3STEP
実際、異業種に転職するにはどうしたらいいですか?
次の3STEPで考えましょう。
施工管理から異業種に転職する手順は以下の通りです。
転職する際、転職して何を変えたいか優先順位をつけることが必要不可欠です。
僕の場合は、何よりライフワークバランスをよくしたかったので、その他の条件の優先順位を下げました。
優先順位を明確にしておくことで、自分が本当に変えたいと思っている企業を探すことができます。
転職の軸を明確にすることは重要です。
転職市場で、自分の市場価値が決まる判断材料のひとつが実績です。
自分がどんな仕事をしてきて、どんな経験を積んできたか把握しておきましょう。
また、業務の中で上手くできたことを棚卸しておくことで自分の強みに関しても理解できます。
施工管理での実績を把握し、自分の強みを理解しましょう。
最後に、転職エージェントに登録して自分にどのくらい市場価値があるのか把握しましょう。
転職サイトではなく、転職エージェントである理由は、非公開求人の有無です。
非公開求人は、優良企業を多く取り扱っているため転職エージェントの利用は必須です。
オススメの転職エージェントはこちらの記事で詳しく解説しています。
施工管理から異業種転職する際のおすすめ転職先
おすすめの転職先はありますか?
おすすめは発注者転職です。
施工管理のおすすめの転職先は、以下の3つです。
オススメの転職先
- ファシリティマネージャー(色々な業界あり)
- プロパティマネージャー(不動産業)
- 発注者支援業務(建設コンサルタント)※土木系の方におすすめ
オススメの理由は、3職種とも発注者側の立場で働ける点です。
発注者のよいところは、上流の業務のため、自分で業務をコントロールしやすいのが特徴です。そのため、ライフワークバランスを整えやすいのが最大のメリットです。
特に僕が現在働いているファシリティマネージャーという職種がおすすめです。
詳しくはコチラの記事で詳しく解説しています。
Q&A
- 施工管理はそもそもやめておのたのたいたほうがいい職種なんでしょうか。
- 施工管理はやめとけといわれる業種なので、相当覚悟がないと勤まらない仕事です。ただ、急成長したいとか、手に職をつけたいといった方にはおすすめです。
- 施工管理はすぐ辞めてしまうのはありでしょうか。
- 入ってすぐ違うと思ったなら、すぐに辞めるのも選択肢のひとつです。もし、まだがんばれそうなら1級施工管理技士など資格を取得して退職するのがベストです。
- 施工管理をやめたいと思っていますが、やっておくべきことはありますか?
- 今の働き方で人生で大切なことが犠牲になっていないか今一度考えてみましょう。人生で大切なことがわかると、施工管理を本当にやめるべきか判断することができます。
まとめ
それではまとめです。
施工管理は専門性があり、パーソナルスキルがハイレベルで身につきます。厳しい労働環境で働いている忍耐力もあり潰しが効かない職種ではなく、むしろ異業種転職しやすい職種です。
ライフワークバランスを改善したり、向いてない、潮時だと判断した場合、異業種に転職することは可能です。
もし今すぐ転職を考えていなくても、転職エージェントに登録しておいて情報収集しておくことは転職が当たり前の時代マストです。情弱になってしまうと、せっかく施工管理で培った経験を無駄にしてしまうかもしれません。
まだ登録していない方はまずは情報収集から始めてみましょう。
では、また。
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