いわん太さん!施工管理が転職する理由が気になります!
・施工管理が転職する理由が知りたい
・転職を検討しているけどなかなか決断できない
・転職に失敗したくないけど何をすればいいかわからない
こんな悩みを解決できる記事を書きました!
僕は施工管理から転職して、建設・不動産業界では珍しくライフワークバランスよいFM(ファシリティマネージャー)という職種で働いています。
実は、転職する人の転職理由は似たような理由が多いです。
なぜなら、どんな仕事でもみんなが悩むポイントは同じだからです。
この記事では、施工管理の転職理由と転職を検討しているけど決断できない理由、転職リスクを極力減らす方法について元現場所長が解説します。
記事を読み終えると今どんなことに悩んでいて、何を整理すれば自分にとってよい選択する方法についてわかります。
この記事でわかること
施工管理の転職理由8選
①労働条件
3K(危険、汚い、きつい)と言われる厳しい環境で有名な施工管理。加えて残業時間では見事医師、自動者運転業務に並び2019年改正では適用除外となる始末。
これらに耐えきれなくなるのはむしろ普通のことで、やってるほうが凄いとさえ言える労働条件なのでライフワークバランスを求めて転職する人は多いです。
②人間関係
上司との人間関係悪化は最悪です。というか人間関係悪化の行き着く先はお互いに距離を取る以外方法がありません。
その場合、よほど落ち度がない限り距離をとらななければいけないのは部下のほうです。社内の異動がすぐできない環境でなければ会社を去る決断をするのは当然の流れです。
③給与
給与は生活に直結する話なので、自分の生活水準に満たない給与だと転職を考えざるえません。
特に家庭を持ち自分が家計を支える立場となった時水準が一気に上がります。加えてマイホームを35年ローンで購入した日にはいくらお金があっても足りないでしょう。より収入の多い職場に行きたいと思うことは当然です。
④評価
自分の仕事ぶりが評価されないのは本当につらいです。しかもサボっているとかではなく真面目に一生懸命やっているのに低評価では仕事のモチベーションを維持するのも難しいです。
これらの基準は現場所長が担うことが多く人によって評価の基準は異なることはよくあります。ハズレを引いて使えない人材扱いなら、職場を変える選択をするのはよくあることです。
⑤会社都合
会社が倒産して予期せぬ形で転職することもあります。これは不可抗力ですが、建設業界だと割とよく聞く話ではあります。
業界再編なんて話もよく聞く話なので、企業の合併なんてのもあるかもしれません。
⑥ミスマッチ
そもそも施工管理が思ってた仕事と違ったなんてことは多々あります。特に新卒の時には深く考えずネームバリューと給与いいから!みたいな決め方も十分ありえます。
施工管理の厳しさに面を食らい、たいしてやりたい仕事じゃなかったなんてことはザラにあります。
⑦キャリアアップ
やりたい仕事が今の職場だとできない。もっと規模の大きい現場を担当したいなど、ステップの意味合いで転職することは当然あります。
その場合、仕事内容に加えて給与アップも条件に入るかと。管理職待遇に転職ってのもキャリアアップの典型例です。
⑧家庭の事情
最後に家庭の事情による転職です。親の介護や田舎へ帰るなどが主な理由で、リモートワークなど自分の環境に合わせて柔軟に働く仕事でもないので転職せざる得ないというのが実情です。
転職を検討しているが決断できない理由
施工管理の転職理由はよくわかるし、思い当たること多い。
転職したいし、転職に興味ある。
けど、実際に転職しよう!と決断できない。
こんな方多いのではないでしょうか。実際に転職したいと思っているのになかなか決断できないのには理由があります。
その理由は、『リスクを過剰に恐れている』からです。
なぜリスクを恐れることがいけないかというと、適度なリスクがないとリターンは得られないという原理原則があるからです。
この原則は、昔から伝わるユダヤの聖典タルムードの『難破船と3人の乗客』の話がいい例です。
この話はビジネス系Youtuberの両学長が動画であげていたりしているので知っている人もいるかもしれません。
『難破船と3人の乗客』の話は以下の通りです。
ある船が嵐に遭って難破し、フルーツの多く実る島に流れつきました。船は壊れていたので修理してから出航することになりました。
船を修理している間、3人の乗客は以下の通りの行動をとりました。
・乗客A:修理がいつ終わるかわからなかったので取り残されないように船から降りませんでした。何日も空腹が続いていましたが取り残されることが怖くて空腹を我慢しました。
・乗客B:船が見える範囲でフルーツを食べて船の修理が終わる様子伺いながら過ごしました。何とか空腹を満たすことはできました。
・乗客C:船の修理に時間がかかると踏んで島の奥地まで入って大量のフルーツを食べました。船は見えませんでしたが、フルーツをたらふく食べることができました。
この乗客A,B,Cの結末は以下の通りです。
・乗客A:栄養失調で病気になり航海の途中に死んでしました。(リスクを取らない)
・乗客B:何とか厳しい航海に耐え目的地に到着しました。(適度なリスクをとる)
・乗客C:船に置いて行かれ一生無人島で過ごすことになりました。(リスクを取りすぎる)
この話の教訓は、『リスクを取らないこともリスクがある』ということです。乗客Aは少しリスクをかけていれば、少しのリターン(果物を食べれる)があることを理解しておらず、取り残されてしまうというリスク極端に恐れてしまったということです。
乗客Bは多少のリスクを許容してほどほどのリターンをしっかり確保しています。乗客Cはリスクをかけすぎて、リターンを失ったハイリスク・ハイリターンの典型です。
この話を自身のキャリアに戻すと、今の職場にいるリスクとリターンと転職時のリスクとリターンを比較することが大切で、各々のリスクとリターンを正確に把握した上適切なリスクを取る選択をすることができれば自分の満足のいくリターンが得られるという原理です。
転職する時は未知の部分があるのでリスクはあるのは事実ですが、過剰に恐れてしまうと乗客Aになってしまうかもしれませんよ!
1例を示しましたので、自分でリスクとリターンを比較してみてはいかがでしょうか。
【リスク】
・体を壊す可能性が高い。
・このまま続けると施工管理以外の仕事できなくなる。
・家族との時間がとれない
・嫌な上司と毎日会わなければならない
【リターン】
・我慢すれば安定した給与もらえる
・同僚に恵まれている
【リスク】
・人間関係が上手くいくかわからない
・未経験で仕事内容があわない
【リターン】
・自分の仕事の幅が広がった
・人間関係が今以上に良好になった
転職リスクを極力避ける方法
転職にはリスクはあるのは事実です。
ただ、リスクを減らす方法はあります。
それはずばり、キャリアのプロ(転職エージェント、キャリアコーチング)に話を聞いてもらうことです。
理由は以下の通りです。
・キャリアの専門家だから
・第3者の目線の意見聞けるから
・まずは無料で試せるから
「餅は餅屋に聞け」ということわざがあるように、素人考えよりシンプルに専門家に聞いてしまうのが無難な選択です。
自分のキャリアだから自分で考えて決める!という気持ちはわかりますが、思い込みでキャリアを決めるのは自分の可能性を狭めてしまうリスクがあります。一度家族や友人、同僚といった利害関係のない第3者でしかも転職市場に精通している専門家の意見を聞くことは重要です。しかも無料だから聞かない理由がないです。
僕も転職時にエージェントを利用しており、面談をすることで自分のキャリアの方向性を明確にすることができました。リスクを減らすという意味でも話だけでも聞いておくことをオススメします。
また、自分の強みがわからない!とかなにが最善の選択なのか自分一人だと悩むばかりみたいな自己分析が苦手という人にもオススメです。
オススメの相談先は以下の通りとなります。
①転職エージェントに相談する
②キャリアコーチングに相談する
①転職エージェント
転職エージェントは完全無料です。
転職エージェントは企業へ人材を紹介したらインセンティブを支払うというビジネスモデルなので転職者の費用負担は一切ありません。なので、相談は転職を前提したものになります。
今は転職するつもりはないという場合でも、よい転職先があれば前向きに検討するということであれば相談に乗ってもらえます。
なぜなら、マイナビエージェントの公式サイトに記載してあるからです。
エージェント側も転職見込み客として、しっかりとキャリアについて相談に乗ってくれるので、もしまだ転職するつもりはないという場合は、その旨をしっかり伝えた上でカウンセリング可能か確認して利用することをオススメします。
②キャリアコーチング
キャリアコーチングは転職エージェントと違い企業との利害関係がありません。
利害関係が全くないので転職を前提ではなく、長期的なキャリアの相談に向いているサービスです。アメリカだと転職してキャリア形成していくのが当たり前なのでこういったサービスも普通みたいです。
ただ、初回は無料ですが実際のカウンセリングは高額なので即決できる金額ではないです。まずは無料分でカウンセリングを受けてみてよいサービスだと思えば、料金を支払って利用するスタンスでいくことをオススメします。
有料でコーチングを受けた結果、年収アップして転職などできればすぐペイできるので自己投資として悪くない選択肢だと思います。
まとめ
それではまとめです。
・施工管理が転職する理由は主に8つ。
・転職を決断できない人は今の職場にいるリスクとリターン、転職時のリスクとリターンを正確に把握しよう。
・転職リスクを減らす方法は専門家の相談すること
今回は施工管理が転職する理由と転職を決断できない理由、転職リスクを減らす方法について解説しました。結論としては少しでも悩んでいれば専門家に相談すればOKです。
僕はこの行動ひとつでキャリアで悩んでいたことが全て解決しました。大げさでもなんでもなく人生変わりました。もし施工管理のキャリアで悩んでいるなら、絶対に相談しにいったほうよいと断言します。
こんな僕でも人生変えることができたので、皆さんも必ず良い方向に進んでいくはずです。
では、また。
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