
施工管理って、給料が高いことで有名ですよね。

その分大変なことも多いです。
- 施工管理の給料が高いのは、なんで?
- スーパーゼネコン以外に給料高い会社ってあるの?
- できれば年収も高くてライフワークバランスもいい会社で働きたい!
施工管理は給料が高いといわれていますが、大変なこともたくさんあるのが現実です。

僕は施工管理から転職し、発注者であるファシリティマネージャーとして働いています。
本記事では、施工管理の給料が高い理由や実際に大手ゼネコンサブコンの年収・残業時間を徹底検証しました。
この記事を読めば、施工管理の給料が高い理由と年収とライフワークバランスを両立は可能なのかわかります。
施工管理が高年収な理由は、長時間労働で残業代の割合が大きいのが現実です。そのため、大手ゼネコンに転職できたとしても年収とライフワークバランスを両立することは至難の業です。
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施工管理の給料が高い理由


施工管理の給料が高い理由は、残業と労働環境、国家資格の3点です。

やっぱり残業は多いんですね。
長時間労働で残業代が多いから
施工管理の給料が高い理由は、シンプルに長時間労働で残業代が多いからです。多く残業代が支給されれば給料が高くなるのは当然ですよね。
建設業の残業時間は、下記のグラフのように他業種に比べて圧倒的に長いです。

年間の労働時間は全業種平均と364時間も差があり、年間出勤数も32日の差があります。平日の残業時間に加え、休日出勤もまだまだ多く長時間働くのが普通なので給料も必然的に多くなります。
施工管理の給料が高い最大の理由は、長時間労働による残業代が大きな理由になります。
残業が多い詳しい理由はこちらの記事で解説しています。
厳しい労働環境の仕事だから
施工管理は、厳しい労働環境なので給料が高いです。

人がやりたくない、つらいと思う仕事は、給料が高くないと求人が集まらないのは何となくわかりますよね。
施工管理は、いわゆる3K(きつい・汚い・危険)な仕事の代表格です。
多くの会社は基本給とは別に、現場手当など現場で働くことに対するインセンティブをつけていることが多いです。また、勤務地も現場によって毎回違うため、場合によっては通勤が大変になることもあります。
施工管理は厳しい労働環境のため、給料が高いです。
施工管理技士になるとすごい給料があがる
施工管理の仕事で、国家資格である施工管理技士を取得していると給料がすごくあがります。
なぜなら、施工管理技士を取得していると現場責任者の立場になることができるからです。
1級施工管理技士であれば、監理技術者いわゆる現場所長になることができます。工事現場で責任者の立場になることができれば必然的に給料はあがります。
1級施工管理技士取得には実務経験も必要となり、2級のように誰しもが簡単に取得できません。
1級施工管理技士を取得している人材は、市場価値が高いため給料が高いです。
大手建設会社の年収・残業ランキング


大手ゼネコン・サブコンってどんな給料で、どのくらいの残業なんでしょうか?

OpenWorkで調べてみたよ。
施工管理の残業時間と年収の関係性を調べるため、口コミサイトのOpenWorkで建設業界の大手企業の給与、残業時間を調査しました。
注意点としては、OpenWorkに登録している人がベースのため、50代・60代の高年収帯を除いた20代・30代を中心とした平均値だと思ってください。また、事務や設計・営業といった全体の業種も含まれているため、施工管理の場合、年収は1割増、残業は2割増くらいで見るとちょうどよい数字だと思っています。
口コミベースですが、生々しい数字が出てきているので参考になると思います。
スーパーゼネコン
会社名 | 年収 | 残業時間 |
鹿島建設㈱ | 870万円 | 52.8h |
㈱竹中工務店 | 826万円 | 61.9h |
清水建設㈱ | 801万円 | 50.4h |
大成建設㈱ | 776万円 | 66.0h |
㈱大林組 | 742万円 | 60.8h |
スーパーゼネコンは、建設業を知らない人でも会社名は聞いたことがあるくらい圧倒的な知名度がある人気企業です。5社のうち竹中工務店のみ非上場となっており、その他の企業は東証プライム上場企業です。
各社の年収は、740~870万円と他業界と比べても高い水準です。一方、残業時間は45時間の壁をクリアしている企業はなく、52~66時間となっており働き方改革も道半ばといったところでしょうか。
年収と残業代の内訳の1例は、以下の通りです。
入社3~5年・男性
年収 | 基本給 | 残業 | 賞与 |
850万円 | 32万円 | 18万円 | 185万円 |

やはり残業代の割合が高いですね。

賞与もすごい!
スーパーゼネコンは、年功序列で年収はあがり、残業代は働いた分だけつけることができ、家賃補助や福利厚生、育児休業などの休暇制度が充実しているのが特徴です。
一方、大手ゼネコンの給料は高いですが、その多くの割合を残業代が占めていることがわかります。
準大手ゼネコン
会社名 | 年収 | 残業時間 |
前田建設工業㈱ | 739万円 | 47.8h |
㈱長谷工コーポレーション | 708万円 | 56.6h |
戸田建設㈱ | 682万円 | 37.3h |
㈱安藤・間 | 690万円 | 52.6h |
東急建設㈱ | 666万円 | 59.3h |
五洋建設㈱ | 660万円 | 54.6h |
三井住友建設㈱ | 645万円 | 49.4h |
西松建設㈱ | 646万円 | 65.0h |
㈱熊谷組 | 601万円 | 40.5h |
㈱フジタ | 599万円 | 54.0h |
準大手ゼネコンは、各社それぞれ得意分野があったり、オーナー企業の建設会社であるのが特徴です。長谷工コーポレーションはCMでもお馴染みのマンションを得意としていたり、東急建設のように、東急電鉄系列の建設会社だったりします。
年収は599~739万円、残業時間は37.3~65時間でした。年収レンジは、スーパーゼネコンに比べて少なく残業時間は一部企業を除き同じくらいの水準でした。
空調設備工事
会社名 | 年収 | 残業時間 |
㈱大気社 | 736万円 | 66.1h |
高砂熱学工業㈱ | 723万円 | 78.2h |
ダイダン㈱ | 709万円 | 62.1h |
新菱冷熱工業㈱ | 644万円 | 63.2h |
三機工業㈱ | 609万円 | 66.6h |
空調設備業界は、業界No.1の高砂熱学工業を筆頭に大手5社が有名どころです。新菱冷熱工業のみ非上場で、その他の企業は東証プライム上場企業です。
年収は609~736万円、残業時間は62.1~78.2時間でした。年収レンジは、準大手ゼネコン同等でありながら、残業時間は50時間台の企業はなく空調設備業界の厳しさを物語っています。

僕もこの業界にいましたが、残業はこの数字より多いイメージです。
年収面は、準大手にも引けを取らないが、残業代の割合を多く占める典型的な業種でした。
電気設備工事
会社名 | 年収 | 残業時間 |
㈱きんでん | 567万円 | 68.5h |
㈱関電工 | 556万円 | 53.9h |
㈱九電工 | 551万円 | 67.8h |
㈱トーエネック | 537万円 | 50.0h |
㈱ユアテック | 509万円 | 44.7h |
電気設備業界は、各地域の電力会社のグループ会社なので各地域で安定して事業を展開しています。
待遇面は、年収は軒並み509~567万円、残業時間は44.7~68.5時間でした。ゼネコン、空調業界に比べ低いですが、トーエネックは残業時間を45時間切っています。もしかしたら地域の特性もあるのかもしれません。
電気設備工事は、年収ベースでは少し見劣りするものの、電力会社のグループ会社としての安定性や残業時間の減少が進んでいることがメリットです。
通信設備工事
会社名 | 年収 | 残業時間 |
日本コムシス㈱ | 567万円 | 34.1h |
エクシオグループ㈱ | 529万円 | 33.1h |
㈱ミライト・ワン | 492万円 | 26.1h |
通信設備業界は、ここ数年で国家資格である電気通信工事施工管理技士ができるなど、システムインフラ構築の需要増で伸びている職種です。
年収は492~567万円、残業時間は26.1~34.1時間でした。給料は電気設備と同程度で、残業時間は20~30時間と建設業の中では断トツに低いです。
大手3社はメーカーやエンジニアの側面もあるため、一概に施工管理の残業時間が少ないというには情報不足ですが、工事金額や作業ボリュームを考えると間違っていないのではないかと考えています。
施工管理でライフワークバランスを整えるなら、狙い目の業界かもしれません。
施工管理で働く際に知っておくべきこと


実際施工管理で働く際に知っておくべきことはありますか?

本当に大変な職業だから生半可な気持ちではおすすめできません。
施工管理はやめとけといわれるくらい大変な業界
年収高いし、手に職がつくから施工管理興味ある。といった方にまず伝えたいのが、施工管理はやめとけといわれるくらい大変な業界です。
長時間労働や3Kな労働環境は異業種からすると考えられない世界で、かなりきつい仕事だと覚悟しておくべきです。一方、ある程度の年収は保証されますし、専門スキルを習得し飛躍的に自分を成長させてくれる環境ともいえます。
メリット、デメリットのある職種なので、実際に働いている人の意見等を参考にして必ず押さえておきましょう。
実際に働いている方の意見を聞いてみたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。施工管理を辞めとけと言われる理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。
施工管理に向いていない人はやめておいたほうがよい
施工管理は向き不向きがある仕事なので、向いてない人は絶対にやめておいたほうがいいです。
向いてない人の特徴は、以下の通りです。
向いてない人の特徴
- 仕事内容にやりがいを感じない人
- ライフワークバランスを求める人
- 労働環境の良さを求める人
- 職人さんとのコミュニケーションに抵抗のある人
- 体力がない人
- 指示待ち人間
施工管理はきつい仕事なので、仕事自体にやりがいや魅力を感じない人は向いてないと判断できます。

まさに僕がやりがいを感じることができなかった人間でした。
また、ライフワークバランスや労働環境の良さを求める人には不向きな仕事です。施工管理に向いてない人に該当する場合、辞めておいたほうが安全です。
自分が施工管理に向いているか判断したい場合はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
施工管理で意外と楽といわれる仕事は高収入は期待できない
施工管理で意外と楽と言われる仕事がありますが、当然楽な仕事では高収入は期待できません。
意外と楽と言われる仕事は、以下の通りです。
向いてない人の特徴
- 派遣
- 改修工事中心の施工管理
意外と楽は、残業時間が少ない=残業代がでないということなので、年収ベースでは期待できません。
しかし、施工管理で働きながらワークライフバランスを重視したい方には、オススメの業種です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
施工管理でも若手や未経験のうちは給料が安い
施工管理は高年収ですが、若手や未経験のうちは給料は安いです。
まだ就職してまもない人間に高収入を与えるほど甘い世界ではありません。施工管理としての実務経験を積まなければ、高い給料をもらうことができません。
一人前と言われる1級施工管理技士になるには、どんなに早くても3年はかかります。
もし施工管理の道を志すなら、最低3年は下積み期間と思わないと高年収にはならないと覚悟しておいたほうがよいです。
施工管理で年収とライフワークバランスは両立できるのか


施工管理で年収とライフワークバランスって両立できるんですか。

現状ではかなり難しいと言わざる得ないね。
スーパーゼネコンでも年収とライフワークバランスの両立は難しい
調査結果でもわかる通り、現状スーパーゼネコンでも年収とライフワークバランスを両立させることは難しいです。
なぜなら、建設業全体が長時間労働の問題が常態化している業界だからです。
建設業は現在、労働基準法の適用除外を受けています。一般企業であれば2019年から下記のような残業規制が始まっていますが、建設業は長時間労働が常態化しているため5年の猶予期間が与えられており残業規制がない状態です。
もし今後働き方改革に成功し残業時間が減ったとしても、残業代が少なくなり年収が減少する可能性が高いです。

残業時間もフルでつけれず、サービス残業になる可能性すらあります。
労働基準法でも適用除外を受けているくらい長時間労働が常態化しているため、施工管理で働き続ける限り年収とライフワークバランスの両立は難しいと言わざる得ません。
ただし、今回の調査で分かった通り、2024年のデッドリミットに向けて、働き方改革を行い残業を削減していそうな企業や業種が存在していることがわかりました。
施工管理で働くなら、優良転職エージェントに登録をして内部の情報をチェックしておく必要があります。
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おすすめは施工管理で経験を積み発注者に転職
では、年収とライフワークバランスを両立することはできないのか。
年収とライフワークバランスを両立する方法は発注者に転職することです。
発注者は上流の仕事で、自分で業務をコントロールすることができるため、ワークライフバランスを整えやすいです。
また、発注者は不動産を所有する企業のため、比較的大手企業が多く年収も期待できます。

僕も発注者であるファシリティマネージャーに転職し、年収とワークライフバランスを両立させています。
施工管理で経験を積み、発注者へ転職するのはキャリアアップという観点からも発注者側への転職はおすすめです。
施工管理のおすすめの転職先

施工管理のおすすめの転職先は、以下の3つです。
オススメの転職先
- ファシリティマネージャー(色々な業界あり)
- プロパティマネージャー(不動産業)
- 発注者支援業務(建設コンサルタント)※土木系の方におすすめ
オススメの理由は、3職種とも発注者側の立場になることです。
発注者は上流の業務のため、自分で業務をコントロールしやすいのが特徴です。そのため、ライフワークバランスを改善できることが最大のメリットになります。

僕が現在働いているファシリティマネージャーという職種はおすすめです。
計画的に自分自身のキャリアを考え、キャリアアップすることはこれからの時代必須です。
詳しくはコチラの記事をチェックしてみて下さい。
まとめ
施工管理が高年収な理由は、長時間労働で残業代が多いというのが現実です。
口コミベースの情報ではあるものの大手でも残業時間はまだまだ解消されておらず、転職できたとしても年収とライフワークバランスを両立することは難しいと言わざる得ません。
そのため、年収とワークライフバランスを求めるなら施工管理で経験を積み発注者にステップアップすることをおすすめします。
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